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プロフィットファクター2.0以上

プロフィットファクター2.0以上
みな

Quant AnalyzerのEAポートフォリオ分析、モンテカルロ分析、What if分析を試してレビューしました

PCバージョン確認方法

PCのビット数を調べる方法は以下のとおりです。

    プロフィットファクター2.0以上
  1. タスクバーのスタートをクリックして「設定」を開く
  2. 設定画面の「システム」をクリック
  3. 左側下の「バージョン情報」をクリックする

右側下段に「システムの種類」の欄があり、そこに表記されています。

手順5 利用規約に同意する

利用規約に同意

「I accept the agreement」を選択して、「Next」を選択します

手順6 情報画面

情報画面

インストール場所の選択

スタートメニュー

デスクトップにショートカットを作成する

手順7 インストール画面

インストール画面

手順8 インストール完了画面

インストール完了画面

手順9 ライセンス番号の入力

ライセンス番号の入力

インストールが完了したら、上記の青枠の部分に「ライセンスID」を入力しましょう。

この段階で、2回目のメールを受信しています。2回目のメールには、「Here is your license of QuantAnalyzer FREE 〇〇〇」と記載されています。ライセンス番号を入力したら、「Verify license」をクリックします。

2回目以降は以下のような表示となります。
右の「Continue」ボタンで起動させてください。

2回目以降の起動画面

バックテストのレポートをダウンロードする【準備編】

Quant Analyzerはバックテストの内容を細かく検証するソフトですので、最初にMT4/MT5でバックテストする必要があります。Quant Analyzerではバックテストをすることはできません。

バックテストの期間は できるだけ長い期間を指定して行うと、精度の高い検証ができ ます。できれば 正確なヒストリカルデータを使ってバックテスト をしましょう。具体的な入手先は、次の章で解説しています。

MT4
Quant Analyzerで使用するレポートの保存は、「結果ダブ」の表で右クリックし、「レポートの保存」で、分かりやすいところに保存してください。

MT5
「バックテスト」タブ選択し、右クリック>レポート>HTML(Internet Explore)で表示をクリックします。名前を付けて保存しますが、ここでEAの名前で保存すると、分かりやすくなります。

バックテストデータはHTML形式で保存する

Quant Analyzerの上部バーにある「Load report」をクリックしましょう。バックテストデータはHTML形式で保存して下さい。Quant Analyzerの上部タブ「Load report」からバックテストをロードしてください。成績を検証したいEA全てのデータをロードします。

そうすれば、Quant Analyzerでポートフォリオの構成、モンテカルロ分析、What if分析ができるようになります。無料版の場合、操作方法はそこまで難しくありません。英語が得意でなくても、何となくわかってくると思います。

正確なバックテストをする

この中でのおすすめは、 Alpari のヒストリカルデータを利用すること です。さらに、「Period Converter ALL」というスクリプトを利用すると、複数の時間足のヒストリカルデータを同時に作成できます。 バックテスト専用口座としてAlpariのデモ口座を開設し、Alpariのヒストリカルデータをダウンロードするという方法 もあります。

EAの購入は投資と考える

MQL5のコミュニティサイトからもダウンロードできるのですが、バックテストデータは公開されていません。また、MT4/MT5でダウンロードできる無料版のEAで利益が出るEAは、限りなく少ないというのが現状だと思います。実際に10年分のバックテストをしてみても、総損益がマイナスになってしまうEAがほとんどです。EAを自作するか、自作できない方は「投資」と考えてEAを購入することをおすすめします。

今回は、あくまでQuant Analyzerの利用解説が目的のため、Gogo プロフィットファクター2.0以上 Jungleで販売されているEAが海外FX業者で利用できるかなどの検証は行っていません。もし、利用されたい場合は公式サイトにアクセスして、利用方法などを確認してください。また、著作権に配慮し、EAの名称は公表できないこともご了承ください。

バックテストの結果をインポートする

バックテストデータの取り込み

しばらくすると、データの読み込みが完了し、「Continue」ボタンをクリックすればバックテスト結果の概要画面が表示されます。今回は4つのEAをQuant Analyzerにロードしました。

EAロード後の起動画面

画面に表示しているのは、EA-サンプル2です。2013年から2018年のバックテストは好調なようですね。左バーに「Analysis(総合分析)」「Monte Carlo Analysis(モンテカルロ分析)」「What プロフィットファクター2.0以上 if Analysis(条件設定分析)」タブがあります。

Quant AnalyzerでEAを実際に分析してみる【基本分析】

ここでは「EA-サンプル2」を例として紹介していきます。

Overview

Overview

プロフィットファクター2.0以上
L+S すべてのトレードデータ
L ロング(買い)ポジションのみのトレードデータ
S ショート(売り)ポジションのみのトレードデータ

シャープレシオ(Sharpe Ratio)

プロフィットファクタ(PF)

Return/DDレシオ(Return/DD Ratio)

R期待値(R Expectancy)

バン K タープ博士が提唱した資金管理に重要な数値。かなり奥深くて詳細が説明できないのですが、システムトレードをするのに、とても役立つ数値で必須です。簡単に言うと、R期待値が高いほど優秀なEAです。リスクに対してどれだけのリワードがあるかを示します。

SQN Score

プロフィットファクター2.0以上プロフィットファクター2.0以上
1.6未満 平均以下
2.0 平均
2.5 良い
3.0 優秀
5.0 最優秀
7.0 聖杯

List of Trade

List of Trade

Equity Chart

Equity chart

バックテスト検証期間にどのように資産が増加しているのかをビジュアルで確認できます。Quant AnalyzerはDukas Copy(FX業者)と提携しているようで、VIX指数やEUR/USDのチャートを表示できるようになっています。

私はVIX指数を表示させています。きれいな右肩上がりの曲線になっていますが、ボラティリティが少ない相場は弱点のようです。チャート部分の赤枠は「Stagnation Period(停滞期間)」を示しています。

別名「恐怖指数」とも呼ばれる指標です。リーマンショックやコロナショックなどリスクが高く、 投資家心理が冷えているときに数値が上昇 プロフィットファクター2.0以上 します。このようなときは、ファンダメンタルで相場が動きやすくテクニカル分析がしにくいという特徴があります。

Trade Analysis

Trade Analysis

例えば、曜日ごとの損益を見ると、金曜日の相場が得意なようですね。月ごとの損益グラフを見ると、1月、9月、10月は総じて不得意な相場になる可能性が高いことも分かります。とりわけ注目したいのが、 「P/L by Growth duration(ポジション保有時間と損益分布表)」と「Wins/Loses Profit by hour(時間帯ごとの損益比率)」 です。

P/L by Growth duration(ポジション保有時間と損益分布表)を見ると、利益が出ているのは、ほぼ24時間以内に決済したトレードです。つまり、24時間以上ポジションを保有して利益が出る確率は低いことが分かります。

もっと詳しく「P/L by プロフィットファクター2.0以上 Trade duration(ポジション保有時間と損益の関係)」のグラフを見ると、8時間以上決済せず保有していたポジションの合計はマイナスになっています。改良できる点としては、8時間経過したら、決済という条件を加えることができます。さらに、時間帯毎の損益比率のグラフに注目します。

ここまでの検証で、EA-サンプル2について分かったことをまとめてみます。 バックテストの期間が短いと、カーブフィッティングになる可能性がありますので、 最低10年、できれば20年のバックテストデータを利用 してください。

  • ボラティリティのある相場では強いが、レンジ相場だと含み損が大きくなる。
  • 1月、9月、10月は総じて不得意な相場になる可能性が高い。
  • 8時間以上ポジションを持たない方が良い。
  • 9:00~11:00、17:00~18:00はトレードしない方が良い。

その他の項目

Quant Analyzer【特殊分析編】

ここでは「EA-サンプル3」を例に紹介していきます。
(※検証期間:2008年1月2日~2020年6月25日)

モンテカルロ分析

プロフィットファクター2.0以上
パターン例 ドローダウン
勝 ⇒ 負 ⇒ 勝 ⇒ 負 ⇒ 勝 ⇒ 負最もドローダウンが小さい
(ベストパターン)
勝 ⇒ 勝 ⇒ 負 ⇒ 勝 ⇒ 負 ⇒ 負 平均的なドローダウン
負 ⇒ 負 ⇒ 負 ⇒ 勝 ⇒ 勝 ⇒ 勝 最もドローダウンが大きい
(ワーストパターン)

トレードの原則で 「最悪の事態を想定して、リスク管理をする」 というのがあります。ワーストパターンが分かれば、そのEAを使っても本当に安心かどうかが分かります。

1回1回のトレード結果をランダムに並び替えてみる分析方法、それがモンテカルロ分析です。つまり、 モンテカルロ分析を行うことによって、EAが本当に優秀かどうか判断できる のです。

モンテカルロ分析の具体的な見方

Monte Carlo Chart

Result with Confidence levels

Predict/Verify

モンテカルロ分析検証

What If分析

ここでは、先ほど基本分析編で登場した「EA-サンプル2」を用います。基本分析で分かった検証結果は以下のとおりです。

  • ボラティリティのある相場では強いが、レンジ相場だと含み損が大きくなる。
  • 1月、9月、10月は総じて不得意な相場になる可能性が高い。
  • 8時間以上ポジションを持たない方が良い。
  • 9:00~11:00、17:00~18:00はトレードしない方が良い。
  • 1月、9月、10月はトレードしない
  • 9:00~11:00、17:00~18:00はエントリーしない

What if Analysis

What if Analysisのページを開き、エントリーしない時間帯や月をトレード条件から外します。今回は「1月、9月、10月」「9:00~11:00、17:00~18:00」はエントリーしないという条件を指定しました。条件を決めたら、Create What if alternativeをクリックします。

What if 分析の検証

このようにWhat if 分析では、Analysisで検証した結果をもとに、条件を指定し、「もし~だったら、どのような成績で、より安定したEAになるかどうか」を検証できます。

ポートフォリオの作成手順

ポートフォリオとは、 「複数のEAを同時に稼働させて、リスクを最小限に抑えながら効率的に資金を増加させる組み合わせのこと」 をいいます。

このEAと他のEAを組み合わせて稼働させたらどんな成績になるのだろう」こんな疑問に答えられるのがポートフォリオ作成機能です。

「Quant Analyzer」のポートフォリオ作成機能を使えば、 2つのEAを同時運用したときのドローダウンなど各種データを算出できます。 「What if分析」で条件を指定したデータ同士のポートフォリオ作成も可能です。

Portfolioの作成 Simple strategy

下部ツールバーで、ポートフォリオに組み込みたいEA(What if データ)を選択します。選択したら、「Create Portfolio」をクリックしてください。Portfolioタブに移り、図のように作成されていれば、完成です。わずかこれだけでポートフォリオの作成が可能です。

ポートフォリオ分析

Portfolio Equity Chart

様々なEAの入手先

GogoJungle

注意したいのは、バックテストデータの検証期間です。 成績の良い時期だけ公開しているということもありますので、10年以上のバックテストデータを公開しているEAを選んでみましょう。 また、記事の執筆時点で販売されているものは、MT4対応のEAがほとんどです。

MQL5コミュニティサイト

Quant Analyzerを使ってザックリと良いEAを見分けるコツ

  1. 「SQN SCORE」が、できれば3以上
  2. 資産残高のグラフが継続的に右上がりになっている
  3. 取引回数が多い
  4. プロフィットファクター2.0以上
  5. 最大ドローダウンは、自分の許容範囲内である
  6. モンテカルロ分析で、マイナス成績になっていない

トレード全般に言えることですが、 「聖杯EA」は存在しません。 必ず弱点がありますし、何らかの調整が必要になります。複数のEAを運用するときに役立つのが、「ポートフォリオ作成機能」でしたね。

星の数ほどあるEAの中で優秀なEAというのは、わずかです。さらに、相場によって機能するかしないか変化していきます。ですから、 ポートフォリオの定期的なチェックが必要です。 Quant Analyzerならワンクリックで様々な検証をすることが可能になります。Quant Analyzerを調べてみて、自動売買トレーダーが活用しないのはもったいないと感じました。それほど、高機能の分析ツールです。

FX初心者の迷いを解消、投資心理とチャート読解力を鍛えるサイト。

資金管理 3つの数字が、あなたの資金を守る盾となる。

学びながら生き残ることの大切さ。

テクニカルという剣で攻め、資金管理という盾で守る。

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弾が尽きない適正なポジションサイズでトレードする。

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1回の損切りは資金の2%までです。

初心者の方は資金の1%にしてください。

損切りは単にピプスで決めるのではなく、資金量と平均損失ピプスから計算します。平均損失ピプス=合計負けピプス÷負けトレード回数、仮に、平均損失ピプスを10ピプスとすると以下の表の通りになります。

プロフィットファクター2.0以上 プロフィットファクター2.0以上 プロフィットファクター2.0以上 プロフィットファクター2.0以上
資金1回の損切り(%)1回の損切り(金額)適正なポジションサイズ
10万円1%1,000円1万通貨
10万円2%2,000円2万通貨
50万円1%5,000円5万通貨
50万円2%10,000円10万通貨
100万円1%10,000円10万通貨
100万円2%20,000円20万通貨

資金(弾)が尽きないようにするには、資金量によってポジションサイズ(建玉)を調整するしかありません。プロスペクト理論というものがあって、ただでさえ利益確定は早く、損切りは遅くなりがちなので、メンタル崩壊せずに常に落ち着いてトレードするにはムリなポジションは絶対に禁物です。

デイトレやスキャルピングに適した通貨ペアは、ドル円、ユロ円、ユロドルの3通貨です。これらの通貨はスプレッド(証券会社の手数料)がだいたい1.0ピプス以下なので短期売買にオススメです。ポン円などはドル円に比べてボラが大きく、損切りも10ピプスで収まらない可能性があります。かつ、スプレッドも1.5ピプス程あるので短期売買には不利な通貨といえます。

あなたの大切な資金を守る3つの数字

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勝率 = 勝ちトレード数 ÷ 総トレード数

PF (プロフィットファクター)= 総利益ピプス ÷ 総損失ピプス PF=1なら±0の成績

R倍数 = 平均利益ピプス ÷ 平均損失ピプス

PFR倍数勝率
1.00.30.77
1.00.50.67
1.01.00.50
1.01.50.40
1.02.00.33
1.02.50.29
1.03.00,25

勝率=0.5 PF=1 プロフィットファクター2.0以上 R倍数=1を基準(±0成績)として目指してください。

損小利大のためのリスク・リワードの考え方。

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リスク1対リワード2以上確保できる場所でのみエントリーするというルールを作ったとします。この場合、勝率が50%あれば2Rとなり確実に利益が残せます。いわゆる損小利大というやつです。この条件だと仮に途中で波がヘタって目標到達前に利食いをしたとしても、半分のリスク1:リワード1くらいのトレードになるはずです。

4

リスク1対リワード1のエントリーでは、勝率50%で1Rとなり、成績はトントンです。それも目標で利食いできての話です。実際には目標に届かないことも多いので、結果的に損大利小になってしまいます。慣れてくれば、こういう場所でも臨機応変にエントリーできますが、それは損大利小をわかってやっているわけで、闇雲にエントリーしているのとは違います。

XMの自動売買(EA)のやり方/設定方法を分かりやすく解説!無料でできる?

XM 自動売買

FX先生

相場分析に自信がない方でも気軽に利用できるね。

自動でXMポイントが貯まる

自動でXMポイントが貯まる

XMPとは?!
取引を重ねるごとにボーナスが加算されるXM独自のシステム。
4つのランクで構成されており、取引日数が長いほどもらえるボーナスも多くなる。

XMPでは、最初のランクで1ロットあたりおよそ3.3ドルほどのボーナスが付与されます。

取引累計日数が100日を超えると最高ランクになり、1ロット取引で6.6ドルほどのボーナスが貰える仕組みです。

自動売買を稼働しておけば、自身でトレードをしなくてもこのボーナスが加算 されていきます。

みな

手間をかけずにボーナスが貯まるなんて魅力だね。

FX先生

取引の勝ち負けに関係なく付与されるから、仮にEAで±0であったとしても、ボーナスによる利益が見込める場合もあるね。

取引ボーナス制度については、XMPの貯め方記事で詳しく解説しています。

VPSが無料で利用可能

VPSが無料で利用可能

自動売買を稼働する際は、MT4チャートをずっと稼働しておかなければいけません。

VPSとは?!
Web上でコンピューターを起動させる仮想サーバー。
自動売買ではパソコンの電源を切った状態でも、Web上で自動売買が稼働します。

VPSは自身で購入することが一般的ですが、XMでは条件を満たすと無料でVPSの利用ができます。

パソコンはずっと起動させることで動作が重くなり、約定されにくくなることがあります。

みな

本来だとVPSってどのくらいの金額が必要なの?

FX先生

会社にもよるけど2000円~5000円が一般的だよ。
条件を満たせばこれらのコストが抑えられるのは大きなメリットだね。

時間がかからない

時間がかからない

その点、 自動売買は、決まったロジックに従ってその条件に当てはまる状況になればトレードが自動的に開始され、自動的に手仕舞いも実行されます。

メンタルの影響がない

メンタルの影響がない

なぜなら、 自分の感情や直感に身を任せてトレードを続けていくと、冷静なトレードが出来なくなってしまい、もはやただのギャンブルのようになってしまうからです。

メンタルが重要であるトレードにおいて、メンタルの負の影響をなくすことができるのが自動売買の強みです。

FX先生

FXを辞める人のほとんどはメンタル管理が原因なんだ。
EAであれば感情に左右されないトレードができるね

取引チャンスを逃しにくい

取引チャンスを逃しにくい

XMは、海外FXの中でも高い約定力を誇ります。

必然的に約定力の高い会社の方が取引回数が多くなり、トレードの期待値や収益に大きな影響を与えます。

また、XMのような約定力の高い会社では、エントリー位置の滑りも少ないので、たとえEAであったとしても不利な取引になりにくいのです。

みな

なるほどね。
自動売買を使う時でも約定力って大事になってくるんだ。

FX先生

同じプログラムを複数を使った際に大きな差が出るよ。
XMのように約定力が高い会社はEAでも有利と言えるね。

XMで自動売買(EA)プロフィットファクター2.0以上 するデメリット

損失に気づかない

損失に気づかない

この時間帯のトレードで発生してしまった損失に気付かない可能性がある点はデメリットの1つです。

知識が増えない

知識が増えない

ロジック自体はわかったものの、 なぜそのロジックが有効なのか、その背景にある知識を身に着けることが出来ない 点が自動売買のデメリットです。

優秀なEAを探す手間

優秀なEAを探す手間

勝率が高く、勝った時の利回りやトレードを続けた結果実際にどれくらい利益を増やせるのか、 優秀なEAを見つけることが最も骨の折れる作業になります。

MT4を使ってバックテスト!設定や評価方法について解説

MT4バックテストのやり方

HOWTO

MT4バックテストのやり方

チャートのチェックが難しい

トレードの機会損失を防ぎたい

自己ルールがはっきりしている

そんな方にはEAを使った自動売買をオススメします!!

EAって難しいんじゃないの?

①EA入手

②バックテスト

③フォワードテスト

④稼動

今回はMT4を使ったバックテストの方法について徹底解説!早速見ていきましょう!!

バックテストはデモ口座でやった方が良い

XMデモ口座

リアル口座とバックテスト用の口座は分ける事をオススメします。

管理人はバックテストにはXMのデモ口座を利用しています。すぐに開設できる上に取引環境がリアル口座と同じの為、そのままフォワードテストも行えるメリットがあります。また、口座の有効期限もありません。

EAはどうやって入手したらいいの?

EAは無料・有料・自作するのいずれかで入手しますが、今の世の中、Google先生に聞けばすぐに関連するEAを教えてくれます。

高機能なものは有料のモノが多いですが、必ずしも優秀とは限らないのがEAの難しいところです。要は 「どういった自動売買をしたいのか?」 が問題なので、フリーで間に合えばそれで充分といえます。

注意点として、フリーEAはバグなどが存在する可能性があります。

海外サイトで探せばフリーEAは多く見つかりますが、 プロフィットファクター2.0以上 必ずバックテスト を行いましょう!リアル口座で稼動させて予期せぬ動きがあってからでは遅いです。

MT4でバックテストをやってみよう!

バックテストとは、過去のレートを使いEAを適用・稼動させてどういった結果を残すのか検証する事をいいます。

後述しますが、検証後にEAの成績が発行されます。 運用に値するかどうかはこの成績によって判断 されます。

ヒストリカルデータを入手

過去の為替レートをデータ化したものを ヒストリカルデータ といいます。通常は通貨ペアのレートが数年分まとめらているデータファイルとなっています。

ヒストリカルデータの入手場所

① FX業者独自のヒストリカルデータ

② MetaQuotes社のヒストリカルデータ

③ FXDDのヒストリカルデータ

ヒストリカルデータをMT4に組み込む

①データダウンロード

②自動化有効

③.hstファイル削除 プロフィットファクター2.0以上

④.hstファイル追加

⑤全てのデータ足作成

FXDDのヒストリカルデータ

エキスパートアドバイザー設定

ヒストリー内の最大バー数

バー数が多いとMT4が重くなるのでリアル口座では少ない方が良いです。バックテストは過去のデータを参照する必要があるのでMAXにしておくことが望ましいんですね!

.hstファイルはヒストリカルデータが格納されているファイル のことで、MT4を開いていると勝手に作成されます。

データフォルダを開く

ここで一旦MT4を閉じてください(.hstファイルの自動生成を防ぐため)

.hstファイル

バックテストしたい通貨ペアの.hstファイルを全て削除します。

自動生成されたティックデータ

EURUSDの1分足をチェック!

MT4を起動すると 自動的に直近のバーデータが生成 されます。テスト期間を調整すれば問題はありませんが、ダウンロードしたFXDDとの間に期間の抜けが発生するので一応削除しておきましょう。

FXDDの.hstファイル

今作ったのは1分足のティックデータのみです。ここから5分足~月足のデータを作成します。

Period Converter ALL

MT4付属の「Period Converter」で作成できますが、1つずつ作る必要があり面倒です。「Period Converter ALL」というスクリプトが無料配布されているのでこちらを使いましょう!

ナビゲーターから【スクリプト】→【perido_converter_ALL】をEUR/USDの 1分足 チャートにドラッグ&ドロップ。

EURUSD全てのヒストリカルデータ

ストラテジーテスターの使い方

ストラテジーテスターの設定方法

ストラテジーテスター設定方法

バックテストはストラテジーテスターというMT4の機能を使って実行します!

① エスキスパートアドバイザー

② 通貨ペア

③ モデル

④ 期間を指定

⑤ ビジュアルモード

⑥ 期間

⑦ スプレッド

⑧ 最適化

証拠金の設定

収支を確認するために証拠金などの設定もしておきましょう

パラメーターの入力

【パラメーターの入力】から EAのパラメーター が設定できます。

サンプルEAで自動売買を実行

ストラテジーテスター設定方法

① エキスパートアドバイザー

② 通貨ペア

③ モデル

④ 期間を指定

⑤ ビジュアルモード

⑥ 期間

⑦ スプレッド

⑧ 最適化

⑨ パラメーター値

以上を設定したら 【スタート】を押してバックテストを開始 します。スタート横の緑バーが右端までいったらバックテスト終了です!

バックテスト後の成績評価について

バックテストの後に成績表が発行されます。 成績評価は見る項目が多く、評価の仕方は人それぞれです。

結果

グラフ

レポート

成績評価の要 。純益、ドローダウン、プロフィットファクタなどを確認。

ストラテジーテスターレポート

様々な統計を確認できますが、 赤枠で囲んだ統計はより重要 です。各データの内容は以下の通り

モデリング品質

不整合チャートエラー

プロフィットファクター2.0以上 プロフィットファクタ(PF)

プロフィットファクタ = 総利益 ÷ 総損失。 1.0以上だと利益をだせるEA、1.0未満だと利益をだせないEA と簡単に理解できる。バックテストの設定によって変化するが、当然ながら1.0未満のEAは使い物にならない。

期待利得

1回のトレードあたりの損益(平均値)。期待利得 = 純利益 ÷ トレード回数

絶対ドローダウン

最大ドローダウン

バックテスト期間中に 最も大損した金額

相対ドローダウン

バックテスト期間中に 最も大損した割合

総益や純利益よりも プロフィットファクタの方がより重要な指標 になります!!

A → PFは2.0

B → PFは5.プロフィットファクター2.0以上 0

Bのレバレッジを10倍にしてやれば 純利益100万の純損失20万 になりますよね?AのEAより利益が30万円も上乗せされている事が分かります。

このように 利益よりプロフィットファクタを見た方が正しい評価 に繋がるわけです!

また、 ドローダウンは単利運用と複式運用 で重視すべき項目が違います。

単利と複利

単利なら最大ドローダウン、複式なら相対ドローダウンを重視すべきです。というのも単利は固定ロットで運用されるのに対して複利は損益に合わせてロット数が変化します。

複利で元金が大きくなればなるほど、必然的に利益も損失も大きくなります。

そのため金額よりも 相対ドローダウンの比率を見た方が正当な評価 につながります。

自動売買の最適化で時間短縮!

そんな時は最適化を使いましょう!

ストラテジーテスターの 最適化にチェックを付けると様々なパラメーターを利用してバックテスト が実行されます。パラメーターを複数組み合わせることができますが、数が多すぎると極端にテスト時間が掛かるのでご注意ください。

最適化の設定方法

これによって明らかに悪い結果を試行から除外してくれるため、テストが高速化します。

最適化の設定方法

パラメーターの設定項目はEAごとに異なります。

基本はチェックを付けてスタート(初期値)、ステップ(増加)、ストップ(最後値)を設定です。上画像だとLotsのパラメーターをスタート0.1、ステップ0.1、ストップ0.6に設定しています。「0.1から0.6まで0.1刻みの値を全てテスト」という意味で、全部で6パターンですね。

続いて 何に最適化するか? を設定します。

例えば【利益】と【ドローダウン】にチェックを入れると、先ほど設定したパラメーターの組み合わせを色々変えながら、 利益とドローダウンが最も良くなるパラメーター値を出力 してくれます。

最適化の実行と結果

最適化した上でのバックテスト

自動的に パラメーターの組み合わせによる結果を出力 してくれます。

パラメーターごとの結果

最適化グラフ

パラメーターの組み合わせはパスとして管理されています。(番号管理)

バックテストの問題点

①スリッページを考慮していない
②スプレッドの拡がり考慮していない
③リクオートを考慮していない
④設定次第でいくらでも良い結果が得られる

期間や時間足を変えると大抵ボロボロの結果になります(^▽^;)

重要なのは、「この状況なら得意」「この状況は苦手」というように EAの得意不得意(性質)をしっかり理解すること です!

EAはただ使えば良いわけではなく、トレーダーの使い方が重要になってきます。

EA稼働にはVPSを使った方がいい

VPS使ってる?

バックテストの次は フォワードテストで す。

VPSとは、MT4/5がインストールできるWindowsサーバーの事をいいます。本気で自動売買で運用を考えている方は検討してみると良いでしょう。

volatility2proによるシステム

Account USV

ハイリスクの警告:外国為替取引にはハイリスクが伴っているので、全ての人に適しているとは限りません。 レバレッジは、追加のリスクと損失のエクスポージャーを生み出します。 外国為替取引を決定する前に、あなたの投資目的、経験レベル、リスク許容度を慎重に検討してください。 初期投資の一部及びその全ての失う可能性があるので、必要最低限以上のお金は投資しないでください。 外国為替取引に関連するリスクについては、自分自身で学んで質問がある場合は独立した財務や税務顧問に質問してください。 データと情報は全て'そのままの形'で提供されます。それらは情報提供のみを目的としており、取引目的やアドバイスを目的としたものではありません。 過去の実績は、将来の結果を示すものではありません。

EURUSD 1.0656 GBPUSD 1.25246
USDJPY 134.161 USDCAD 1.26402

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