長谷川「東証Arrowsの先にある東玄関は、この建物の顔ともいえる場所ですが、実は真東ではなく、ちょっと南に寄っています。南東は風水で『辰巳の方角』と呼ばれ、ここに玄関を設けるといい運が入ってくるといわれているんです」
株式会社東京証券取引所及び株式会社日本取引所グループに対する行政処分について
本年10月1日、株式会社東京証券取引所(以下、「東証」という。)の売買システムにおいて障害が発生した。これを契機として、東証の全ての取引の開始が不可能となり、その後も取引が再開できないまま、終日、全面的に停止した。
東証においては、平成30年10月のシステム障害の発生を契機に各種の対応策を講じてきたにもかかわらず、再びシステム障害が発生し、取引開始から取引時間が終了するまでの間、全ての取引が停止に至ったことは、金融商品取引所に対する投資者等の信頼を著しく損なうものであると認められる。
本件に関し、東証に対しては、発生原因等について、また、東証の親会社である株式会社日本取引所グループ(以下、「JPX」という。)に対しては、グループ全体のシステムの信頼性向上に対する認識、課題及びその解決に向けた対応の方針について、本年10月2日付で報告書の提出を求め、同月16日、東証及びJPXより金融庁に対し報告がなされた。
金融庁では当該報告及びその後の立入検査等を通じて発生原因等を確認したところ、本件事案は、直接的には、障害が発生した機器の製品上の不具合が原因となって発生したものであるが、障害が発生した機器の自動切替え機能の設定に不備があったことや、売買再開に係る東証のルールが十分でなかったことなどが認められた。
以上のことから、本日、東証及びJPXに対し、以下の行政処分を行った。
I.株式会社東京証券取引所に対する業務改善命令(金融商品取引法第153条前段)
(3)これまで、通常の方法によらない形で売買停止に至った場合においては、当日中に売買を再開するとの事態を十分に想定していなかったため、東証と取引参加者との間で障害発生時に注文受付を制限するルールや売買停止までに受け付けた注文の取扱いについてのルールが未整備であった。
この結果、取引参加者においては、システム対応や顧客対応に係る態勢整備が不十分となっておりテストや訓練なども行われていなかった。
また、売買再開に係る明確なルールが定められていなかったことも障害発生当日中の売買を再開することの大きな支障となった。
このため、東証は、投資者等の保護や利便性の確保、安定した市場運営など取引所の果たすべき役割に関する様々な観点を踏まえ、通常の方法によらずに売買停止を行うケースも想定し、明確で実効的な注文の受付停止ルールや売買再開ルールの整備を行い、取引参加者も含めたテストや訓練を実施すること。
II.株式会社日本取引所グループに対する業務改善命令(金融商品取引法第106条の28第1項)
(3)東証におけるシステムの開発・維持に関する基本的な考え方については、これまでは「ネバーストップ」をスローガンとする信頼性向上が中心に置かれており、これと比べて「レジリエンス」(障害回復力)向上の取組みが遅れていた。
今般、東証は、「ネバーストップ」をスローガンとする信頼性向上策に加え、「レジリエンス」向上のための迅速かつ適切な回復策を拡充することとしている。
これを踏まえ、東証はもちろんのこと、大取など各社におけるシステムの開発・維持に関する基本的な考え方について見直しを行わせ、「レジリエンス」の向上を図ること。
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原資産が先物のCFDには取引期限があります。その他の銘柄でも取引期限を設定する場合があります。
当社の企業情報は、当社HP及び日本商品先物取引協会のHPで開示されています。
LINE証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3144号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会
こじるり「東京証券取引所」で株式投資の歴史を学ぶ
実は、小島さんの祖父は元証券マンで、東京証券取引所で場立ち(株式の売買注文を伝達する証券会社の取引担当者)をしていた時期があるそう。そんな縁を感じながら、東京証券取引所 金融リテラシーサポート部の長谷川高顕部長に案内してもらった。
三越・トヨタ自動車を表す「手サイン」って?
東証Arrowsを象徴する円形のマーケットセンターを見るなり、「よくニュースで見る場所だ!」と、テンションが上がる小島さん。展示されている上場の鐘の前では、「私も上場の鐘を打ちたい! 株式会社小島瑠璃子を立ち上げようかな(笑)」と、大胆なアイデアも飛び出した。
昭和33年(1958年)頃に撮影されたモノクロ写真のパネルの前では、当時の株券売買立会場のシステムに関する話で盛り上がった。
長谷川「現在の東証Arrowsは、すでに株券の売買はすべてシステムに移行していて、マーケットセンターの中で株価監視の業務の一部を行うだけですが、当時は2000人くらいの場立ちの方がこの場所に集まり、手サインを使って、どの銘柄を、何円で、何株、買う・売るという注文の情報を伝えて売買を行っていたんです」
長谷川「売買が成立すると、『どの銘柄にいくらの値がついた』という情報が手サインで伝達され、黒板に書きこまれていくんです。現在と比べたら取引の速度はゆっくりだったと思いますが、特定の銘柄に大量の注文が集中すると、場立ちも黒板に書く人も慌ただしくなり、特別な技能が必要だったでしょうね。昭和60年(1985年)には株価の電光掲示板ができて、取引のシステム化が進み始めました」
小島「それまで黒板だったということは、私の祖父も手サインをしていたということですよね」
長谷川「ほかにも、顔の前でカタカナの“ト”を書いた後に、ハンドルを握る仕草をすると『トヨタ自動車』。このような形で、銘柄のサインが決まっていたんです」
小島「その頃に上場していた会社って、どのくらいあったんですか?」
東証の“パワースポット”にも潜入
東証Arrowsを一周するように設けられた見学回廊には、東京証券取引所の歴史を振り返る写真が多数展示されている。
小島「いろんなところに歴史が刻まれているんですね。これまでの歴史を伺うと、閉場はぐっとくるものがあります。たくさんの人が集まってやり取りすることがなくなると思うと、なんだか寂しいですね」
長谷川「東証Arrowsの先にある東玄関は、この建物の顔ともいえる場所ですが、実は真東ではなく、ちょっと南に寄っています。南東は風水で『辰巳の方角』と呼ばれ、ここに玄関を設けるといい運が入ってくるといわれているんです」
小島「なるほど。実家を建てたときに、参考にさせてもらえば良かったです(笑)」
日本のマーケットに外国人投資家が参入する理由
小島「来させていただくことが決まってから、祖母に電話をしたんですよ。祖父の仕事について聞くために。そこで『場立ちをしていたんだよ』って聞いて、今日実際に場立ちの方々の写真を見て、東証さんの歴史を知って、私自身のルーツも知れた気がしました。普通に来ても楽しかったと思うんですが、祖父との縁があって、より興味が湧いたし、意味のある時間になったなと感じています」
長谷川「思いがけないご縁ですよね。小島さん自身も住宅を購入されたり、投資を始められたりして、経済を勉強されているところということで、そのタイミングで来ていただけたのも良かったのかなと思います」
東証の歴史を振り返ることで、株式投資の奥深さを知り、より強く興味を持った小島さん。次回は、長谷川部長に、株式市場において東証が担っている役割について伺います。
(取材・文:有竹亮介/verb 撮影:鈴木真弓)
ニュースリリース
サントリー食品インターナショナル(株)が
経済産業省・東京証券取引所が認定する「DX銘柄2022」に選定
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今回、「企業価値貢献」という観点で、高度情報化モデルを構築・導入した次世代ファクトリー「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の竣工や、自動販売機事業におけるAIコラミングの取り組みが、収益貢献等の成果が明快であると評価されました。
また、「DX実現能力」の観点では、DX戦略を実行するためのプロセスが明確で、企業トップのメッセージから現場の組織文化までDXの取り組みに一貫性が見られ、社内外の多岐にわたるステークホルダーを交えた取り組みを行えているという点が高評価につながりました。
●当社の取り組みについて
〈高度情報化モデルを構築・導入した次世代ファクトリー「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の竣工〉
昨今の内部・外部環境の変化に対応し、革新的なものづくりを実現した新工場を2021年に竣工しました。当工場では、これまで主に表計算ソフトや、紙などを使って品質、生産、コストなどをコントロールしていた従来のものづくり体制を変革し、ものづくりに関わる人・設備の情報を収集、蓄積し利活用できるインターフェース・基盤・アプリケーションを導入しました。これにより、工場全体の生産設備・機器に加え、調達、製造、品質管理、出荷などのITシステムからさまざまなデータを高速に収集・統合でき、それらのデータを紐づけて、搭載したアプリケーションで活用することで、全体最適かつ進化し続ける次世代ファクトリーモデルを目指しています。また、この新工場は、お客様とのコミュニケーションの場として、DXの先進的取り組みの発信、環境保全・循環型社会の形成について次世代への啓発、また地域活性化を推進しています。
〈飲料自動販売機事業におけるAIコラミング〉
飲料自動販売機事業において、1台毎に異なるお客様の飲みたい気持ちに寄り添った設置先別の品揃えや、お客様が飲みたい時に品切れなく確実に商品をご購入いただける適正在庫配置を実現したいと、長年強く考えていました。その実現に向けて、2018年からAIを活用したDXを推進し、業務を効率化しつつお客様にもお喜びいただける新しい品揃えモデルを確立しました。
東京証券取引所にいってきました
↑ちょっと隠れている舩坂酒造店。
株は「かぶ」でも蕪の「かぶ」なら馴染み深いのですがー。
↑いつの日か上場を果たしたときはこのように回るんでしょうね
東京証券取引所 会場をちょこっと見てみましょう!
ブースはこんな感じでつくりました!
↑お酒のイベントなので、たくさんの方にお越しいただきました!
どうして舩坂酒造店はココにいるのか?
授賞式
↑シェフ?からの受賞。
↑シェフから握手求められているのに、賞状に目が行ってしまう高嶋常務。さて、どっちの手を差し出すのでしょうか🙃
三國 清三(みくに きよみ、1954年8月10日- )は洋食料理家。北海道留萌支庁管内増毛町出身。父・正(手漕ぎの漁師)、母・亮子(農家)の間に7人兄弟の三男(兄2人、姉2人、弟2人、妹)として生まれる。実家は半農半漁。現在は東京四ツ谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」等のオーナーシェフ。「ソシエテミクニ」代表取締役。日本フランス料理技術組合代表。称号(名誉学位)は美食学名誉博士(仏トゥール大学)[1]。北海道食大使、北海道白老アイヌ食文化大使。フランス農事功労章オフィシェ章受章。政府・各種社団法人の委員・理事等を務める。 Wikipediaより引用
なにはともあれ、銃や剣をもって証券取引所にいる絵柄の奇抜さはさておき、
この様な場所で舩坂酒造店の日本酒をお披露目できたり、受賞して頂いたことが
非常にいろんな経験となりました。
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