オシレーターとは
③パルス波(Pulse)
④三角波(Triangle)
⑤サイン波(Sine)
⑥ノイズ(Noise)
無料体験レッスン開催中!
ただいまABCミュージックスクールでは無料体験レッスンを実施中!!
究極(アルティメット)オシレーターを使ったFXトレード戦略を解説
オシレーター系指標
今回は、名前がカッコイイ独特なテクニカル指標、
究極オシレーター(Ultimate Oscillator)をご紹介します。
究極(アルティメット)オシレーターとは
究極オシレーター(オシレーターとは UO:Ultimate Oscillator)は、ラリー・ウィリアムズ氏が1976年考案したテクニカル指標です。
高値と安値の価格差から算出されますが、3本の時間枠を用いることでオシレーターの欠点を補い、潜在的な買い圧力と売り圧力を計り、売買サインを出すというものです。
究極オシレーターはダマシの少ない逆張り指標
究極オシレーターは、基本的に 逆張りシグナルのインジケーター です。
エントリーポイントを厳選するので売買サインが少ないのですが、その分 ダマシに惑わされず勝率が高い という特徴があります。究極オシレーターは、計測期間を7・14・28に設定が推奨されています。
そこで究極オシレーターは、計測期間を7・14・28の3つ設定することにより、従来のオシレーターの欠点を克服しています。
究極オシレーターの売買シグナル
- 0-30%(40%)→売られ過ぎ
- 50%→中立
- 70-100%→買われ過ぎ
究極(アルティメット)オシレーターの計算
究極オシレーターの計算式は簡単に言うと、上記 3つの期間(7/14/28)の売り・買い圧から当日の売り・買い圧を算出したもの 、と覚えておけばよいです。
究極オシレーターの計算式
究極オシレーターを使ったトレード手法
アルティメットオシレーターの特徴は、 逆行現象(ダイバージェンス)を売買シグナルの判断にしている ところです。
これは3つの計算期間(7日・14日・28日)を持つことで、RSIやストキャスティクスよりも はっきりとした逆行 が捉えられる傾向に着目したものです。
ただし全ての逆行現象を対象にするのではなく、 買いの場合は30%以下(銘柄によっては40%以下) 、 売りの場合は50%以上 で起きたダイバージェンスがそれぞれのシグナルとなります。
究極オシレーターの買いシグナル
価格が安値を更新しているのに、オシレーターの安値が更新されていない場合、それを起こしたボトムの前のトップに注目し、究極のオシレーターがこのトップを上抜けたタイミングでが買いシグナルとなります。
ロングの利確と損切りポイント
- 逆のシグナルが出たらドテン(買い→売り)
- UOが70%以上になったら利食い。
- UOが45%以下になったらロスカット。
究極オシレーターの売りシグナル
チャートが高値を更新しているのに、オシレーターの高値が更新されていない場合、それを起こしたトップの前のボトムに注目し、究極のオシレーターがこのボトムを下抜けたタイミングが売りシグナルとなります。
ショートの利確と損切りポイント
- 逆のシグナルが出たらドテン(売り→買い)
- UOが30%以下になったら利食い。
- UOが65%を超えたらロスカット。
ビットコインの日足チャートで究極オシレーターを表示してみました。
シグナルが出ているところは非常に機能していることが分かります。
動画でも究極オシレーター手法について解説しました
究極オシレーターをTradingViewに表示する方法
bybit のチャートツール(TradingView)のインジケータアイコンをクリック→検索窓に「究極」とか「uo」と入力すると「究極オシレーター」が見つかります。
設定期間の変更は「フォーマット」から出来ますが、デフォルトの「7/14/28」のままでOKです。
究極オシレーターを使う注意点
究極(アルティメット)オシレーターは、RSI やストキャスティクス など代表的なオシレーター系指標と比べると、売買シグナルの発生頻度がかなり低いようです。
究極オシレーターのまとめ
作者のウィリアムズ氏が考案したインジケーターで最も有名なものはウィリアム%R オシレーターとは です。
他にもウィリアムズアリゲーター など面白いインジケーターを世に送り出しているので興味があれば読んでみてください。
コメント