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現役証券アナリストが語る、やさしい株式投資のハナシ【第20回】 長期と短期はどちらが良い? 投資の時間軸の話
長期投資のメリットは、時間軸を長く取ることができるので、短期的に値上がりが見込みづらい株であってもじっくりと持ち続けることができる点です。短期投資の場合は、どうしても値動きの軽い株を選びがちですが、長期投資では値動きはあまりないけれども優良な株を安値で買ういわゆる逆張り投資にも向いています。成長する株を長期保有できたときのリターンは、他の金融商品にはない株式取引の魅力の一つです。また、配当や株主優待によるインカムゲインを狙った投資も長期投資が有効です。
デメリットとしては、時間軸が長くなると値上がりする時は良いのですが、値下がりした場合はその分損失も大きくなることが挙げられます。値下がりした株を売ることができずにずっと保有したままになってしまう、いわゆる塩漬け株となるリスクも短期投資よりは高くなります。そのため、値上がりを期待して買った株が思惑が外れたことで見切る「損切り」も大切です。
メリット | ・短期的に値上がりが見込みづらい株でもじっくり持てる ・成長する株を長期保有できたときのリターンが大きい |
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デメリット | ・時間軸が長くなる分、値下がりした場合の損失が大きくなる ・塩漬け株となるリスクが高くなる | 株式投資はデイトレの方が儲かる
投資初心者はまずは半年〜1年程度の中長期投資から検討
このように短期投資、長期投資どちらもそれぞれメリットやデメリットがありますので、どちらが良いとは一概に言えません。ただ、投資初心者の方は、いきなり短期投資で失敗したときの焦りが出やすく、投資判断もある程度の時間をかけた方が良いでしょう。まずは半年〜1年程度の中長期投資から始めてみてはいかがでしょうか?
また、投資の時間軸はあまり途中で変更することはおすすめできません。短期のスイングトレードのつもりで買った株が値下がりしてしまうことはよくあることですが、だからといって長期投資に切り替えて長く持ち続けるのは、塩漬け株になりやすい投資行動といえます。値下がりしてしまった株を売って損失を確定させるのは、精神力の必要な嫌なことでもありますが、適切な時期に適切に損を出せるようになることは投資家として必要な条件です。
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