【FX基礎知識】pipsとは?計算方法・円換算の方法・使い方
FXの取引をはじめると「pips」ということばを目にすると思います。
pipsとは?
pipsは「percentage in point」という単語の頭文字を取った言葉で「ピップス」と読みます。「ピプス」とも読みますが、正しい読み方は「ピップス」です。
さくらこ
1pipsは日本円でいくら?
円を含む通貨ペア
円を含まない通貨ペア
値動きをあらわす
円を含む通貨ペア
円を含まない通貨ペア
損益の計算
円を含む通貨ペア
円を含む通貨ペアの場合は、「通貨量×獲得ips」で損益の計算ができます。
◆1,000通貨購入していたら、1,000通貨×0.5円=500円 利益は500円です。
◆10,000通貨購入していたら、10,000通貨×0.5円=5,000円 利益は5,000円です。
◆100,000通貨購入していたら、100,000通貨×0.5円=50,000円 利益は50,000円です。
円を含まない通貨ペア
なので、「通貨量×獲得pips×対円レート」で日本円に換算した損益の計算ができます。
◆1,000通貨購入していたら、1,000通貨×0.005×110円=550円 利益は550円です。
◆10,000通貨購入していたら、10,000通貨×0.005×110円=5,500円 利益は5,500円です。
◆100,000通貨購入していたら、100,000通貨×0.005×110円=55,000円 利益は55,000円です。
投資効率を考える
・Aさんはドル円が100.00円の時に FXのpips(ピップス)とは 1万通貨 買って、101.00円の時に売った。つまり 100pips 獲得して、1万円の利益を得た。
・Bさんはドル円が100.00円の時に 10万通貨 買って、100.10円の時に売った。つまり 10pips FXのpips(ピップス)とは 獲得して、1万円の利益を得た
スプレッドの計算
スプレッドとは
為替レートの買値と売値の差のことです。売買手数料無料が一般的なFX業界では、スプレッドが実質的な取引コストになります。なので、スプレッドが狭いほど取引コストが低く有利ということになります。
FXの最小値幅単位のpipsとは?初心者でも理解しやすい3分解説
FX用語集
pipsとは
通貨の最小値幅単位
Pipsは ピップス と読みます。
Percentage In Pointという英語を省略したものです。
FXの世界でpipsは 「最小値幅単位」 を表すものです。
1つ目の注意点は、pipsは最小値幅単位とはされているものの「0.1pips」という数量が存在する点です。
例えば ドル円の場合は1pips=1銭 なので、ドル=110.13円というように、小数点第2位までしか表示されません。
しかし利用するFX会社によっては ドル=110.132円 というように、小数点第3位まで表示されることがあります。
110.132円の小数第3位の部分は「0.2pips」ということです。
2つ目の注意点は、通貨ペアによって1pipsが小数点第2位の数値を表す場合と、小数点第4位の数値を表すことがある点です。
クロス円のpipsは小数点第2位で覚える
クロス円の中では、 ドル円・ユーロ円・ポンド円 の取引量が多いです。
これらのクロス円の通貨ペアは、以下のように小数点第2位までの値で表されます。
- ドル円=109.92円
- ユーロ円=124.44円
- ポンド円=145.28円
この時pipsは小数点第2位の値を表します。
- ドル円=109.94円になれば、2pips動いたことになります。
- ドル円=110.FXのpips(ピップス)とは 04になれば、12pips動いたことになるわけです。
ドル円・ユーロ円・ポンド円などのクロス円の通貨ペアを考える際には、 pipsは小数点第2位を表す と覚えておいてください。
その他の通貨のpipsは小数第4位で覚える
クロス円以外の通貨ペア(ドル円を除く)を扱う際にpipsが表すのは、 小数点第2位の値ではありません。
クロス円以外の通貨ペアで有名なのはユーロドル・ポンドドル・米ドルスイスなどのドルストレートで、以下のように小数点第4位までの値で表されます。
- ユーロドル=1.1299
- ポンドドル=1,3204
- 米ドルスイス=0.9914
これらのクロス円以外の通貨ペアを扱う際には、 pipsは小数第4位の値を表します。
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