もうすぐ20歳の男です。扶養や税金に対しての質問です。 高校卒業して就職しましたが、諸事情により退職して今は無職です。バイトもしていません。
もうすぐ20歳の男です。扶養や税金に対しての質問です。 高校卒業して就職しましたが、諸事情により退職して今は無職です。バイトもしていません。そして、最近なんとなくで海外のサイトのバイナリーオプションを始めました。(このままいくと利益が大きくなって、税金のことを考えなくてはならなくなりました) そのため色々調べまわって、税金の仕組みは大体理解できたのですが、ところどころ分からないことがあったので、いくつかお聞きします。 海外のサイトを利用しているため、バイナリーオプションの所得は、雑所得扱いになることを知りました。現在無職のため、所得が基礎控除額や扶養の範囲の38万円を超えなければ扶養家族のままでいられ、確定申告も原則必要ないことは理解できました。 そこで「所得=収入ー経費」だと思いますが、この収入は38万円を超えても経費を差し引いて、所得が38万円以下であれば、扶養に入ったままで、確定申告も必要ないのでしょうか? また、確定申告が必要ない場合、経費で落ちるもの、落ちないものの判断は自己判断なのでしょうか? その経費についてなのですが、今のところパソコンを買おうとしています。 チャートをたくさん並べることを考えているので、高スペックのゲーミングPCとモニター数台を買う予定です。 ただ、バイナリーオプションの取引だけでなく、普通にゲームや、イラスト等を描くことにも使用すると思います。その場合、パソコン代の経費は全額落ちますか? 逆にバイナリーだけでしか使わない場合であれば、全額落ちますか? この部分があやふやなので、所得が38万円以下であっても、確定申告の有無が分かりません。 話は変わるのですが、バイトをしている場合、給与をもらうので給与所得控除65万円が受けられると思います。 もし、バイトをしていれば、バイトの所得とバイナリーオプションの所得の合計が103万円を超えなければ、扶養にも入ったままで、確定申告も必要ないのでしょうか? また、その時も収入が103万を超えて、経費で差し引いて所得が103万以下になる場合のことも教えてください。 バイナリーで生活できればいいですが、そんなに甘くないと思うので、近い将来のための資金作りと思っています。 そのために知らないことが多かったので、質問させていただきました。ご回答の方よろしくお願いします。
ベストアンサーに選ばれた回答
まず経費について回答します。 経費にする・しないは基本的に自分で決めて良いのですが、税務署の調査が入っても説明できるような根拠・レシート等の証拠が必要です。 他の目的にも使用するパソコンを買うのでしたら、例えば使用時間がトレード6割、それ以外が4割くらいの場合は、実際に経費として認められるのはパソコン代の6割と計算します。このような計算方法を「家事按分」といいます。 トレードのみに使用するのでしたら全額経費にできます。複数台のパソコンを目的別に使用しているようなケースだと認められやすいようです。 なお、パソコン1台が10万円以上の場合は、何年も使用する前提で購入金額も数年かけて一部ずつでないと経費として認められません。この計算方法を「減価償却」といいます。これが面倒で10万円未満のパソコンを選択する人もいるようです…。 ついでですが、トレードに使用している時間分のネット料金も経費にできます(微々たるものですが)。 次にバイト収入についてです。 雑所得の場合は「利益-経費=雑所得」ですが、給与の場合は「給与収入-給与所得控除=給与所得」です。 一般的に扶養範囲が103万円以下と言われるのは給与収入のみの場合で、「103万-65万=38万」と所得38万円以下に収まる限度額だからです。あなたの場合は給与所得と雑所得の合計が38万円以下でないと税扶養には入れません。 税金の話における「収入」と「所得」は全く別物なので、ちゃんと区別する習慣をつけたほうが良いです。 所得38万円以下であれば所得税が0円になるので、結果的に税務署への確定申告はする必要がないのですが、税務署へ申告しない場合は市区町村へ住民税の申告をする必要があります。 申告したほうがメリットになることもありますし、株取引をする人であれば税金を少しでも減らすために税務署と市区町村へ2回に分けて申告することもあるくらいです…。 どんな場合に確定申告が必要か、する必要はなくてもしたほうが得になる・損になるケース…個人個人で違いますので、興味があれば調べてみると良いと思います。
回答ありがとうございます。 パソコンの経費について詳しく教えてくださったのでベストアンサーに選ばせていただきました。 調べて分かったのですが、法定耐用年数なるものがあるのですね。 そして103万の壁についての理解が深まりました。 細かなことまで詳しく説明してくださったり、これから必要になるであろうアドバイスもしてくださったり、ありがとうございました。
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