店頭外国為替証拠金取引説明書
FX(一般タイプ・初級タイプ)
店頭外国為替証拠金取引はお客さまと当社の相対取引(OTC=Over the counter取引)であり、組織化された取引所を経由する取引所取引ではありません。このため、当社の信用状況が悪化することによって、お客さまが取引を継続することが不可能となり、お客さまが損失を被る可能性があります。また、当社はお客さまからの注文に対し、当社所定の金融機関(カバー先)とカバー取引を行っています。このため、カバー先の信用状況等が悪化することにより、お客さまが損失を被る可能性、あるいはカバー先において為替レートを提供できない等の理由により当社がカバー取引を行えなかった場合には、当社とお客さまの取引も不可能になる可能性があります。
店頭外国為替証拠金取引の仕組みについて
- (1) 当社に普通預金口座を開設していること
- (2) 本取引の仕組み、リスクについて十分理解し、お客さまの判断と責任においてお客さまの資金によりお客さまのために取引いただくこと
- (3) 本取引に関する約款・取引ルール並びに当社の関連する他の約款の内容を承諾いただけること
- (4) 当社から電話および電子メールで常時連絡が取れること
- (5) インターネットをご利用いただけること
- (6) お客さまご自身の電子メールアドレスをお持ちであること
- (7) FXの取引方法 本取引にかかる報告書面の電子交付に同意いただけること
- (8) 日本国内に居住する20歳以上の80歳未満で行為能力を有する個人、または日本国内で登記されている法人であること(日本国外に本店または主たる事業所を有する事業者を除く)
- (9) お客さまの証拠金の入出金口座は当社普通預金口座であり、円貨のみの取り扱いであることに同意いただけること
- (10) お客さまの知識や経験、財産および投資の目的において当社が別途定める基準を満たしていること
- (11) 法人のお客さまにおいては取引管理体制の整備ができていること
- (12) 前各号ほか当社が定める要件に同意いただけること
-
FXの取引方法
- 取引通貨
- (1) 各通貨の最低取引単位数は次のようになります。
USD(米ドル)の最低取引単位数:1,000米ドル
GBP(英ポンド)の最低取引単位数:1,000英ポンド
EUR(ユーロ)の最低取引単位数:1,000ユーロ
AUD(豪ドル)の最低取引単位数:1,000豪ドル
NZD(ニュージーランドドル)の最低取引単位数:1,000ニュージーランドドル
MXN(メキシコペソ)の最低取引単位数:10,000メキシコペソ
ZAR(南アフリカランド)の最低取引単位数:1,000南アフリカランド
CHF(スイスフラン)の最低取引単位数:1,000スイスフラン
CAD(カナダドル)の最低取引単位数:1,000カナダドル
TRY(トルコリラ)の最低取引単位数:10,000トルコリラ
CNH(人民元)の最低取引単位数:10,000人民元
HKD(香港ドル)の最低取引単位数:1,000香港ドル - (2) 1回の取引の上限は、一般タイプ200万通貨まで、初級タイプ50万通貨までとします。
なお、全建玉の上限は注文中のものも含めて一般タイプは500万通貨まで、初級タイプは50万通貨までとなります。
米国 冬時間 | 米国 夏時間 | |
---|---|---|
取引時間 | 月曜日 午前7時~ 土曜日 午前6時50分 | 月曜日 午前7時~ 土曜日 午前5時50分 |
メンテナンス時間 | 火曜日~金曜日 午前6時55分~午前7時 土曜日 午前6時50分~午前6時55分 | 火曜日~金曜日 午前5時55分~午前6時 土曜日 午前5時50分~午前5時55分 |
日曜日 午前0時~午前6時 |
店頭外国為替証拠金取引の手続きについて
- 取引の開始
- (1) 本説明書の交付を受ける
はじめに、当社から本説明書が電子交付されますので、店頭外国為替証拠金取引の概要やリスクについて十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任において取引を行う旨を当社所定の方法により確認してください。 - (2) 店頭外国為替証拠金取引口座の開設
店頭外国為替証拠金取引の開始にあたっては、あらかじめ当社の普通預金口座が開設されていることが必要です。そのうえで店頭外国為替証拠金取引約款、および本取引説明書(契約締結前交付書面)の内容を確認したうえ、店頭外国為替証拠金取引口座を開設していただきます。なお、FXの口座を開設するには、一定の投資経験、知識、資力等が必要です。当社ではFX口座開設基準を設けております。審査の結果、口座開設をお断りする場合がございます。お断りした場合の理由は開示しておりませんのでご了承ください。
- (1) 本説明書の交付を受ける
- 注文の指示事項
- (1)
- (ア) 注文方法
- (イ) 注文する通貨ペア
- (ウ) 売付取引または買付取引の別
- (エ) 注文数量
- (オ) 価格
- (カ) 注文の有効期間
- (キ) その他お客さまの指示によることとされている事項
- 当社の提示するBid価格、Ask価格をもって約定させる注文方法です。
- 注文は、当社のシステムで受け付けた順に処理されますが、通信および処理時間等により、お客さまが発注時にクリックした価格と実際の約定価格との間に価格差(これを「スリッページ」といいます)が発生する場合があります。
- お客さまが発注時にクリックした価格(以下、「注文価格」といいます)を基準としてスリッページ幅を設定できます。(設定幅は0から999.9pips)
- スリッページの発生により、約定処理時の実勢価格が注文価格よりもお客さまから見て不利な方向に変動した場合、あらかじめ、お客さまが設定されたスリッページ幅の範囲内であれば変動後の実勢価格で約定し(お客さまにとって注文価格よりも不利な価格での約定)、設定されたスリッページ幅の範囲外であれば注文は失効します。同じく、スリッページの発生により、約定処理時の実勢価格が注文価格よりもお客さまから見て有利な方向に変動した場合、設定したスリッページ幅とは関係なく、変動後の実勢価格で約定します。(お客さまにとって注文価格よりも有利な価格での約定)
- 相場の変動が激しいと注文が入りにくいことがあります。
- お客さまが売買を行いたい価格を指定せずにそのときの為替相場に準拠した取引価格で約定させる注文方法です。(提示されている価格前後で約定となるため、お客さまにとって提示価格と同値、もしくは通信および処理時間などにより提示価格よりも有利、不利な価格での約定となります)
- 注文は、当社のシステムで受け付けた順に処理をします。
- 価格を指定せず、提示されている価格前後で約定するので、相場の変動が激しく注文が入りにくい時でも、注文が成立しやすくなります。
- お客さまが価格を指定して発注する注文方法です。
- 指定した価格に到達した時点で、処理を実施します。同一価格の注文が複数ある場合、同時並行で処理します。
- 買い指値注文は、Ask価格が指定価格以下となった時点で、当該指定価格で約定します。
- 売り指値注文は、Bid価格が指定価格以上となった時点で、当該指定価格で約定します。
- お客さまが注文の執行を行うトリガーとなる価格(以下、「トリガー価格」といいます)を指定して発注する注文方法です。
- トリガー価格に到達した時点で、処理を実施します。同一価格の注文が複数ある場合、同時並行で処理します。
- 買い逆指値注文は、Ask価格がトリガー価格以上となった時点で当該実勢価格で約定します。
- 売り逆指値注文は、Bid価格がトリガー価格以下となった時点で当該実勢価格で約定します。
- 相場が急激に変動した場合等において、上記の通り、お客さまのトリガー価格よりも不利な価格で約定することがあります。
- あらかじめ新規注文と決済注文を指定して、同時に発注する注文方法です。
- 当該注文方法は、指値・逆指値注文の組み合わせとなりますので、それぞれの約定ルールは、上記に記載の指値注文、逆指値注文と同様です。
- 新規注文が約定したのち、あらかじめ指定した価格で決済注文ができ、利益や損失を確定できます。
- 二つの注文を同時に発注し、一つが約定するともう一つは自動的に取り消される注文方法です。
- 当該注文方法は、指値・逆指値注文の組み合わせとなりますので、それぞれの約定ルールは、上記に記載の指値注文、逆指値注文と同様です。
- 新規注文の同時発注および決済注文の同時発注が可能です。
-
FXの取引方法
- IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。
- 当該注文方法は、指値・逆指値注文の組み合わせとなりますので、それぞれの約定ルールは、上記に記載の指値注文、逆指値注文と同様です。
- あらかじめ新規注文の価格を指定すると同時に、決済注文で二つの注文を同時に発注することが可能です。
店頭外国為替証拠金取引行為に関する禁止行為
- a. 店頭外国為替証拠金取引契約(お客さまを相手方とし、またはお客さまのために店頭外国為替証拠金取引行為を行うことを内容とする契約をいいます。以下同じです。)の締結またはその勧誘に関して、お客さまに対し虚偽のことを告げる行為
- b. お客さまに対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、または確実であると誤解させるおそれのあることを告げて店頭外国為替証拠金取引契約の締結を勧誘する行為 FXの取引方法 FXの取引方法
- c. 店頭外国為替証拠金取引契約の締結の勧誘の要請をしていないお客さまに対し、訪問しまたは電話をかけて、店頭外国為替証拠金取引契約の締結の勧誘をする行為(ただし、登録金融機関が継続的取引関係にあるお客さま(勧誘の日前1年間に、2以上の店頭金融先物取引のあった者および勧誘の日に未決済の店頭金融先物取引の残高を有する者に限ります。)に対する勧誘および外国貿易その他の外国為替取引に関する業務を行う法人に対する為替変動リスクのヘッジのための勧誘は禁止行為から除外されます。)
- d. 店頭外国為替証拠金取引契約の締結につき、その勧誘に先立って、お客さまに対し、その勧誘を受ける意思の有無を確認することをしないで勧誘をする行為
- e. 店頭外国為替証拠金取引契約の締結につき、お客さまがあらかじめ当該店頭外国為替証拠金取引契約を締結しない旨の意思(当該勧誘を引き続き受けることを希望しない旨の意思を含みます。以下同じです。)を表示したにもかかわらず、当該勧誘を継続する行為
- f. 店頭外国為替証拠金取引契約の締結または解約に関し、お客さまに迷惑を覚えさせるような時間に電話または訪問により勧誘する行為
- g. 店頭外国為替証拠金取引について、お客さまに損失が生ずることになり、またはあらかじめ定めた額の利益が生じないこととなった場合には自己または第三者がその全部若しくは一部を補てんし、または補足するため当該お客さままたは第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該お客さままたはその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、または第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
- h. 店頭外国為替証拠金取引について、自己または第三者がお客さまの損失の全部若しくは一部を補てんし、またはお客さまの利益に追加するため当該お客さままたは第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該お客さままたはその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、または第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
- i. 店頭外国為替証拠金取引について、お客さまの損失の全部若しくは一部を補てんし、またはお客さまの利益に追加するため、当該お客さままたは第三者に対し、財産上の利益を提供し、または第三者に提供させる行為
- j. 本説明書の交付に際し、本説明書の内容について、お客さまの知識、経験、財産の状況および店頭外国為替証拠金取引契約を締結する目的に照らして当該お客さまに理解されるために必要な方法および程度による説明をしないこと
- k. 店頭外国為替証拠金取引契約の締結またはその勧誘に関して、重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
- l. 店頭外国為替証拠金取引契約につき、お客さま若しくはその指定した者に対し、特別の利益の提供を約し、またはお客さま若しくは第三者に対し特別の利益を提供する行為(第三者をして特別の利益の提供を約させ、またはこれを提供させる行為を含みます。)
- m. 店頭外国為替証拠金取引契約の締結または解約に関し、偽計を用い、または暴行若しくは脅迫をする行為
- n. 店頭外国為替証拠金取引契約に基づく店頭外国為替証拠金取引行為をすることその他の当該店頭外国為替証拠金取引契約に基づく債務の全部または一部の履行を拒否し、または不当に遅延させる行為
- o. 店頭外国為替証拠金取引契約に基づくお客さまの計算に属する金銭、有価証券その他の財産または証拠金その他の保証金を虚偽の相場を利用することその他不正の手段により取得する行為
- p. 店頭外国為替証拠金取引契約の締結を勧誘する目的があることをお客さまにあらかじめ明示しないで当該お客さまを集めて当該店頭外国為替証拠金取引契約の締結を勧誘する行為
- q. あらかじめお客さまの同意を得ずに、当該お客さまの計算により店頭外国為替証拠金取引をする行為
- r. 個人である登録金融機関または登録金融機関の役員(役員が法人であるときは、その職務を行うべき社員を含みます。)若しくは使用人が、自己の職務上の地位を利用して、お客さまの店頭外国為替証拠金取引に係る注文の動向その他職務上知り得た特別の情報に基づいて、または専ら投機的利益の追求を目的として店頭外国為替証拠金取引をする行為
- s. 店頭外国為替証拠金取引行為につき、お客さまから資金総額について同意を得たうえで、売買の別、通貨の組み合せ、数量および価格のうち同意が得られないものについては、一定の事実が発生した場合に電子計算機による処理その他のあらかじめ定められた方式に従った処理により決定され、登録金融機関がこれらにしたがって、取引を執行することを内容とする契約を締結する場合において、当該契約を書面により締結しないこと(電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法により締結する場合を除きます。)
- t. 店頭外国為替証拠金取引行為につき、お客さまに対し、当該お客さまが行う店頭外国為替証拠金取引の売り付けまたは買い付けと対当する取引(これらの取引から生じ得る損失を減少させる取引をいいます。)の勧誘その他これに類似する行為をすること
- u. 通貨関連デリバティブ取引(店頭外国為替証拠金取引を含みます。v.において同じ。)につき、お客さまが預託する証拠金額(計算上の損益を含みます。)が金融庁長官が定める額(2011年8月1日以降は想定元本の4%。以下同じ。)に不足する場合に、取引成立後直ちに当該お客さまにその不足額を預託させることなく当該取引を継続すること
- v. 通貨関連デリバティブ取引につき、営業日ごとの一定の時刻におけるお客さまが預託した証拠金額(計算上の損益を含みます。)が金融庁長官が定める額に不足する場合に、当該お客さまにその不足額を預託させることなく取引を継続すること
- w. お客さまにとって不利なスリッページが発生する場合(注文時の価格より約定価格の方がお客さまにとって不利な場合)には、お客さまにとって不利な価格で取引を成立させる一方、お客さまにとって有利なスリッページが発生する場合(注文時の価格より約定価格の方がお客さまにとって有利な場合)にも、お客さまにとって不利な価格で取引を成立させること
- x. お客さまにとって不利な価格で取引を成立させるスリッページの範囲を、お客さまにとって有利な価格で取引を成立させるスリッページの範囲よりも広く設定すること(お客さまがスリッページを指定できる場合に、お客さまにとって不利な価格で取引を成立させるスリッページの範囲が、お客さまにとって有利な価格で取引を成立させるスリッページの範囲よりも広くなるよう設定しておくことを含む。)
- y. お客さまにとって不利なスリッページが発生する場合に成立させる取引額の上限を、お客さまにとって有利なスリッページが発生する場合に成立させる取引額の上限よりも大きく設定すること
店頭外国為替証拠金取引に関する主要な用語
- Ask
お客さまの買値のレート。 - 受渡決済(うけわたしけっさい)
店頭外国為替証拠金取引の場合は、売り付けた通貨を引き渡して買い付けた通貨を受け取ることにより決済する方法をいいます。 - 売建玉(うりたてぎょく)
売付取引のうち、決済が結了していないものをいいます。 - 買建玉(かいたてぎょく)
買付取引のうち、決済が結了していないものをいいます。 - 買い戻し(かいもどし)
売建玉を手仕舞う(売建玉を減じる)ために行う買付取引をいいます。 - カバー取引(カバーとりひき)
FX取引業者がお客さまから受けた注文と同じ取引をカバー先(銀行等)に行う取引のことをいいます。 - 登録金融機関(とうろくきんゆうきかん)
店頭外国為替証拠金取引を含む金融商品取引を取り扱う業務について、金融商品取引法による登録を受けた銀行等をいいます。 - 差金決済(さきんけっさい)
本取引において原資産の受け渡しをせず、算出された損失または利益に応じた差金を授受することによる決済方法をいいます。 - 指値注文(さしねちゅうもん)
価格の限度(売りであれば最低値段、買いであれば最高値段)を示して行う注文をいいます。 - スワップポイント
通貨ペアにかかる通貨間の金利差調整額のことで、ロールオーバーを行うことにより発生します。 - スリッページ
お客さまの注文時に表示されている価格またはお客さまが注文時に指定した価格と約定価格とに相違があることをいいます。 - デリバティブ取引(デリバティブとりひき)
株式、金利、為替などの現物の売買取引ではなく、その価格が取引対象の価値に基づき、派生的に定まる金融取引のことをいいます。一般的には先物、オプション、スワップ取引のことを指します。 - 店頭デリバティブ取引(てんとうデリバティブとりひき)
取引所が開設する金融商品市場によらずに行われるデリバティブ取引をいいます。 - 転売(てんばい)
買建玉を手仕舞う(買建玉を減じる)ために行う売付取引をいいます。 - 特定投資家(とくていとうしか)
店頭金融先物取引を含む有価証券に対する投資に係る専門的知識および経験を有すると認められる適格機関投資家、国、日本銀行等をいいます。一定の要件を満たす個人は特定投資家として取り扱うよう申し出ることができ、一定の特定投資家は特定投資家以外のお客さまとして取り扱うよう申し出ることができます。 - 必要証拠金率(ひつようしょうこきんりつ)
個人のお客さまについては、一律4%です。
法人のお客さまについては、当該通貨ペアに係る為替相場の変動により発生しえる危険に相当する額の元本の額に対する比率として金融庁長官が定める方法により算出した比率のことをいい、毎週見直しを行います。ただし、本比率の下限値は4%です。 - 値洗い(ねあらい)
建玉について、毎日の市場価格の変化に伴い、評価替えする手続きを値洗いといいます。 - Bid
お客さまの売値のレート。 - 評価証拠金残高(ひょうかしょうこきんざんだか)
お客さまが預け入れた証拠金から評価損益や指値証拠金を差し引いた金額です。 - 評価証拠金維持率(ひょうかしょうこきんいじりつ)
評価証拠金残高に対し、お客さまの約定金額合計で除した数値です。 - 両建て(りょうだて)
同一の商品の売建玉と買建玉を同時に持つことをいいます。 - ロスカット
お客さまの損失が所定の水準に達した場合、お客さまの損失拡大を防ぐため、お客さまの建玉を強制的にそのときの為替相場に準拠した取引価格にて決済することをいいます。 - ロールオーバー
店頭外国為替証拠金取引において、同一営業日中に反対売買されなかった建玉を翌営業日に繰り越すことをいいます。 - 約定金額(やくじょうきんがく)
取引が実行(成立)されることを約定(やくじょう)といいます。約定金額は、売買取引が成立したときの金額のことをいいます。
当社の概要について
商 号 | PayPay銀行株式会社 |
---|---|
業務の種別 | 銀行業・登録金融機関業務 |
設立年月日 | 2000年9月19日 |
資 本 金 | 37,250,000,000円 |
本店所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 |
加入する金融商品取引業協会 | 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会 |
当社が対象事業者となっている認定投資者保護団体 | (対象)なし |
登録番号 | 関東財務局長(登金)第624号 |
当社の苦情対応措置および紛争解決措置
一般社団法人全国銀行協会または特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センターを利用
一般社団法人全国銀行協会連絡先 : 全国銀行協会相談室 0570-017109 または 03-5252-3772
特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター先 : 0120-64-5005
FXの取引方法
◆スピード注文
スピード注文は、1クリックで即時注文が可能な次世代の注文方法です。
新規・決済・ドテン・同一通貨ペアの全決済注文も1クリックで操作できます。注文スピードとキーボードのショートカット機能を備えた操作の自由度は、過去の取引ツールの常識を一変させる革命的な機能になります。
※「スピード注文」の注文種別は 成行 のみとなります。
◆成行注文
成行注文は注文価格を指定せず、通貨ペアの別、取引の数量、注文の種類(売買の別)のみ指定する注文方法を指します。
GMOクリック証券では2wayプライス方式を採用しています。売り・買いの双方向のレートが提示され、お客様が売る場合「Bid」レートで、買う場合「Ask」レートで取引を行います。
◆逆指値注文
逆指値注文は、お客様が注文執行のトリガーとなる価格(以下、「トリガー価格」といいます)を指定して発注する注文です。
売り逆指値注文は、基本価格のビッド価格がお客様の指定するトリガー価格と一致またはそれを下回る価格となった時点で当該基本価格を以って全数量を執行し、買い逆指値注文は、基本価格のアスク価格がお客様の指定したトリガー価格と一致またはそれを上回る価格となった時点で当該基本価格を以って全数量を執行します。お客様が指定するトリガー価格と実際の約定価格との間には スリッページが発生する場合 があります。
Aさんは先日ドル円を119円で買いました。現在ドル円は120円に上昇し利益が出ています。Aさんは更にドル円が上昇することを予想する一方、レートが下落することも考え、損失を限定的にしておきたいと考えました。 そこでAさんは121円で利益確定の売り指値注文をした(1)と同時に、119円で売り逆指値注文(2)を出します。
(1)が先に約定すれば(2)が自動的にキャンセルされ、逆に(2)が先に約定すれば(1)はキャンセルされることにより、2重に約定してしまうリスクを回避することができます。
◆IFD-OCO注文
IFD-OCO(イフダンオーシーオー)注文は イフダン注文とオーシ-オー注文の両機能を統合したものです。新規注文が約定した場合の決済注文をあらかじめOCO注文で設定することできる便利な注文方法です。
現在ドル円は120.500円とします。Aさんはドル円の為替レートが短期的には下がるかもしれないが、将来的には121円になると予想しました。為替レートが下がったところで買いたいと思ったので、120円で買う方針を固めました。
Aさんは基本的にはドル円が上昇することを予想する一方、予想が外れた場合の事も考慮し、119円で損失限定の注文も同時に発注したいと考えました。
ドル円はAさんの予想通り120円まで下落し新規注文(IFD注文)が約定となり、自動的に決済注文(OCO注文・121円指値売り/119円逆指値売り)が発注されました。 その後ドル円は121円まで回復しOCO注文のうち121円指値が約定され、もう一方のOCO注文119円逆指値売りが自動的にキャンセルされました。
FXの取引方法
今後豪ドル/円が上がると予想し、豪ドル/円を60円で10万豪ドル買いました。その後、予想通りに値上がりし、1ヵ月後に62円で決済しました。豪ドル/円を買建てしたときのスワップポイントは+500円/日とします。
スワップ損益
豪ドル/円買い損失例
今後豪ドル/円が上がると予想し、豪ドル/円を62円で10万豪ドル買いました。その後、予想に反し値下がりし、1ヵ月後に60円で決済しました。豪ドル/円を買建てしたときのスワップポイントは+500円/日とします。
スワップ損益
米ドル/円売り利益例
今後米ドル/円が下がると予想し、米ドル/円を116円で10万米ドル売りました。その後、予想通りに値下がりし、1ヵ月後に114円で決済しました。米ドル/円を売建てしたときのスワップポイントは-140円/日とします。
スワップ損益
米ドル/円売り損失例
今後米ドル/円が下がると予想し、米ドル/円を116円で10万米ドル売りました。その後、予想に反し値上がりし、1ヵ月後に118円で決済しました。米ドル/円を売建てしたときのスワップポイントは-140円/日とします。
スワップ損益
Step2 お取引の流れ
ご注文はお電話での受付けのみとなっております。月曜日から金曜日の午前8時から午後11時まで対応のご注文専用フリーダイヤルまでお電話ください。(フリーダイヤルの番号は口座開設時にお知らせいたします。)
ご注文の方法は以下の通りです。
決済注文の場合 2.「決済」とお伝えください。 3.決済対象をお伝えください。
ご注文に関するご注意
指値注文・逆指値注文の場合 ご希望される売買レートをお伝えください。その際に有効期限の設定が必要になります。
有効期限には、午前7:00まで有効の「デイオーダー」と土曜日午前6:45(夏時間は5:45)まで有効の「ウィークオーダー」、お客様自身がキャンセルされるまで有効となる「GTC」の3種類がございます。
第一種・第二種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第236号)、商品先物取引業(店頭商品デリバティブ取引)
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、日本商品先物取引協会、日本投資者保護基金
一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会 会員 会員番号1033
あい証券株式会社
第一種・第二種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第236号)、商品先物取引業(店頭商品デリバティブ取引)
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、日本商品先物取引協会、日本投資者保護基金
一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会 会員 会員番号1033
FXの取引方法
1. 取引サイトにアクセスする
会員専用サイトの左ナビゲーション又は中央部の[クイック発注ボード起動]をクリックし、取引サイトにアクセスします。
パートナーズFX、パートナーズFX nano、それぞれ別の取引サイトがありますので、ご利用の商品をクリックしてください。
2. クイック発注ボード
3. 新規注文(ストリーミング注文の場合)
1. 取引したい通貨を選択します。
2. 取引したい数量を入力します。
3. 注文方法を「ストリーミング」に選択します。
4. レートが表示されていますので、買いたい時は「買ask」の方に表示されているレート(数字)をクリックします。
FXの取引方法
4. 決済注文(ストリーミング注文の場合)
FXの取引方法
1. チャート下の項目「建玉照会」をクリックします。
2. 「建玉照会」から決済したい建玉を選び「決済指定/指定解除」にチェックを入れます。
3. 注文方法を「ストリーミング」に選択します。
4. 「買い建玉」を「売り決済」したい場合は「売Bid」の方に表示されているレート(数字)をクリックします。
FXの始め方とおすすめの口座は?初心者にも分かりやすく外国通貨取引を解説!
FXはForeign Exchangeを略したもの で、正式名称は 「外国為替証拠金取引」 です。 顧客はFX業者に対して「証拠金」を預けます。FXでは、その証拠金の何倍もの外国通貨を取引できるのが特徴 です。証拠金の何倍まで取引できるか(レバレッジ)については規制があり、個人の場合、現在25倍までの取引が可能となっています。取引の対象となっているのは、米ドルやユーロなどの外国通貨。ドル/円やユーロ/円、ユーロ/ドルなど様々な組み合わせで売買できます。
・FX取引の具体例
具体的な例で説明してみましょう。10万円の証拠金でレバレッジが20倍とすると、200万円分の取引ができることになります。1ドル100円のときに、米ドル/円の買いを実行するとしましょう。すると200万円分、つまり2万ドル買い付けることができます。
このようにFXでは、 少ない資金で大きな利益を得ることができます 。しかし逆に損をする場合についても、考えておくことが必要です。
・投資家保護の仕組み
ただ実際には「 ロスカットルール 」と呼ばれるものが存在し、損失が大きくなりすぎるのを防ぎます。為替レートが想定と逆方向に動くと、評価損が発生します。この際あらかじめ定められた額より評価損が大きくなると、FX業者は強制的に決済を実行し、取引を終了させるというものです。
・FXに関する税金
FXで得た利益には税金が課せられ、収入・所得の状況やFXで得た利益の金額によって、確定申告が必要となることがあります。FXに関する税制についても確認しておきましょう。
FXで差益が生じた場合、確定申告では他の所得と区分けし 「先物取引に係る雑所得等」として課税 されます。所得税の税率は15%(ほかに地方税5%)となっています。損失が出た場合、他の「先物取引に係る雑所得等」の金額と損益通算が可能です。それ以外の所得とは損益通算できません。
FXの始め方
・資金の額を決め、口座を開いて入金
FXを始めようと思ったら、まずチェックしたいのが資金の額。緊急用の資金に加えて、教育や住宅、老後の資金として準備するためのお金も確保しておきたいところ。そのうえでリスクを取って利益を追求するための資金があれば、それがFX用の資金となるでしょう。FXはリスクの高い取引。安全な形で保有したいお金、長期的に積み立てるためのお金とは区別して、活用できる資金の額を決めておくことが大切です。
資金の額が決まったら、今度はFX取引に使用する業者選びをします。信頼性や取引画面の使いやすさなどをチェックしましょう。 業者が決まったらそこに口座を開設します。証拠金となるお金を入金すれば、FX取引ができる状態となります。
そこから必要となるのは、どんな取引をするかという戦略です。例えば 数時間で取引を終えるデイトレードなのか、数日保有するスイングトレードなのか、さらに長期間保有するポジショントレードをするのか考えておきましょう 。
・実際に取引をスタート
具体的な取引をスタートするには、どの通貨ペアを選択するかも決めなくてはなりません。情報が多いドル/円やユーロ/円などを選択することもできますし、金利差による スワップポイントの収入を狙うのであれば、南アフリカランド/円やトルコリラ/円といった選択肢もあります 。
FXの取引時間
・平日なら24時間リアルタイムの値動き
FXの特徴は、平日なら原則として24時間取引が可能 ということです。元日以外の祝日にも取引が行われています。取引できないのは、土曜日と日曜日。世界の外国為替市場は休場となります。それ以外の時間には、24時間リアルタイムで値が動き、それをみながら取引できるのです。1日に1回決められる基準価額で取引する投資信託や、平日の午前と午後に取引が行われる国内株式とは大きく異なる点となっています。
・世界の外国為替市場
なぜ24時間リアルタイムでの取引が可能かというと、 世界の外国為替市場が交代で開く からです。東の方から順にみていきましょう。日本時間の朝5時頃からは、ニュージーランドのウェリントン市場、オーストラリアのシドニー市場が開き始めます。9時頃になると東京市場・香港市場・シンガポール市場が開いていき、夕方の16時にはロンドン市場がスタートします。そして夜21時には米国ニューヨーク市場が始まり、翌日の朝7時頃まで取引が行われるのです。
・週末の持ち越しには注意
FXは土日に取引できなくなりますが、その間に重大な出来事が発生することがあり得ます。その影響で、月曜日の朝に大きく値が動くことがあるのです。買いや売りのポジションを持ったままだと、土日に対処できないため、思わぬ損失が出てしまうかもしれません。覚えておきたい注意点です。取引できない時間帯は、ほかに取引業者によるシステムのメインテナンスもあります。サイトでチェックしておきましょう。
FXで利益は出るの?
・値下がりしても利益を出せる
FXの特徴は、値下がりする値動きからも利益を出せるという点 。 「売ってから買う」 というパターンです。具体例をみてみましょう。
・金利差からスワップポイントを得ることも可能
そしてもう1つ、FX取引から得られる利益で、注目したいのが 「スワップポイント」 。FXではある2種類の通貨を交換するのですが、その際、 高金利通貨と低金利通貨を交換すると、金利差に相当する現金(スワップポイント)を受け取れます。(逆に支払うこともあります。)
おすすめのFX口座
・比較されるスプレッドとは
FXの広告や比較サイトでは「 スプレッド 」と呼ばれる数字を取り上げているのをみかけます。これはFX取引における「買値」と「売値」の交換レートの差を意味します。
例えばドル/円の買値が109.728円、売値が109.726円だったとしましょう。2つの数字の差は0.002円。つまり0.2銭がスプレッドとなるのです。もし109.728円で買って、すぐに売ろうとしたら、買値より安い109.726円でしか売るこ と しかできません。0.002円を超えて上昇しなければ利益を出せないのです。売りから入るときも、同様のことが言えます。
スプレッドは小さい方が、取引に有利 となります。
・各社のスプレッドとスワップポイントを比較
2021年8月現在の数字を表にしてみました。スワップポイントは10,000通貨あたりの数字です。またスワップポイントは日によって変化するため、詳細は公式サイトで確認してください。
各社のスプレッドとスワップポイントを比較
ドル/円のスプレッドは、各社近い数字となっています。スワップポイントにはばらつきがみられます。FX口座を選ぶ際には、取引したい通貨のスプレッドとスワップポイントをチェックすると良いでしょう。例えば 高金利通貨でスワップポイントを狙うという場合には、その通貨を取り扱っていて、かつスワップポイントも高いFX口座が有利となるでしょう 。また普段使っている証券会社や銀行との連携しやすさなども、チェックしたいところです。
FXの始め方を知ると、さっそく試してみたいという方も多いと思います。楽天証券ですでに資産形成に取り組んでいるという方は、楽天FXの利用が便利です。楽天証券に総合口座を持っていれば、そこからFX口座を申し込むことができます。楽天証券に口座がない場合でも、FX専用口座を開設することで、すぐに取引がスタート可能。
楽天FXでの取引では、楽天ポイントが貯まるのでお得です。トルコリラや南アフリカランドなど、高金利通貨も取り扱っているので、金利差によるスワップポイントを狙うのも良いでしょう。
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