トレンドラインとはなに?チャートでの引き方やブレイクなどの関連用語を完全解説!
トレンドラインとは、上昇相場なら安値と安値、下落相場なら高値と高値を結んだ線のことです。トレンドラインを引けば、その株が上昇基調なのか、それとも下落基調か、そして上昇の勢いが鈍っていないかなどが一目でわかります。
安値と安値を結んだトレンドラインは、上昇トレンドラインと呼ばれ、高値と高値を結んだトレンドラインは下降トレンドラインと呼ばれます。トレンドラインを引くことによって、トレンドの方向性、トレンドの強弱、トレンドの持続性、エントリーポイントを理解することができます。
トレンドラインとサポートライン・レジスタンスラインの関係
上昇トレンドのときのトレンドラインは、サポートラインの役割を担い、下降トレンドのときのトレンドラインはレジスタンスラインの役割を担います。
レジスタンスラインの引き方や使い方は レジスタンスラインの引き方や使い方は
トレンドラインとチャネルラインの違い
トレンドラインとチャネルラインの間は、「チャネル」「トレンドチャネル」と呼ばれ、その期間が長いほどトレンドが強いことを意味します。
トレンドラインの引き方がわからない人必見!正しい引き方のコツ
トレンドラインでは、値動きの高値と高値、安値と安値を結んで線を引いていくのが基本です。そのため、上昇トレンドの場合には、高値と高値、下降トレンドの場合には安値と安値を引いていきます。
図では、ヒゲの部分と実体の部分で下降トレンドの線を引いています。この図をみればわかるように、実体の方がより正確に下降トレンドの値動きを追うことができています。
トレンドラインの使い方・トレンド転換の判断
だからこそ、トレンドが転換したら、もう一度トレンドラインを引き直します。
トレンドラインのブレイクとだましを見極める
だましを見極めるためには、細かいトレンドをみるのではなく、大局的な相場のトレンドを確認することが必要です。
トレンドラインを活用したチャートパターン
ボックストレンドでは、このように上値抵抗線と下値支持線の間に挟まれるように、株価が行ったり来たりしますが、これを抜けてブレイクすると、トレンドが転換し大きく株価が動くことがあります。
窓が開くとそれだけ相場に勢いがあるという目安になります。その後しばらくすると窓を閉めるように株価が反対に動きます。したがって、窓がある場合には、トレンドの転換点になる可能性があるとして、窓の前の株価の部分でトレンドラインを引いておくことが大切です。
買いのポイントになります。逆に、ダブルトップは、最初の山を形成した後の安値のライン(ネックライン)を割り込んだときに完成し、売りポイントとなります。
さらに、見落としてはいけないチャートの動き方としてはヘッドアンドショルダーがあります。ヘッドアンドショルダーは、数あるチャートパターンの中でも非常に重要なもので、「トレンドが終わる時」に形成されるものです。
谷型のヘッドアンドショルダーボトムは、このように、下降トレンドが終わる時に見られるパターンです。こうしたチェーとの動きが出ている場合には、トレンドの転換点となるので注意が必要です。
トレンドラインの見方・押し目買いと戻り売りの目安
このように、トレンドラインを見極められるようになれば、適切なタイミングで売買ができるようになります。
トレンドラインはあてにならない?使い方次第で勝てるか勝てないかが決まる!
トレンドラインをきちんと引けるようになれば、トレンドがどちらの方向に向かっているのかをきちんと把握できるようになります。そのタイミングで他の指標をあわせて使えば、より高度な意思決定ができるようになります。
トレンドラインが機能しない理由
トレンドライン1本で状況を判断するのではなく、通貨ペアの全体相関、チャートの形、売り買いがこなされたかなど、総合的に判断するとより精度の高い判断ができるようになります。
トレンドラインのテクニカル分析活用例
ここからは、具体的なトレンドラインの活用方法を説明していきましょう。
トレンドラインの便利機能が備わっているアプリやインジケーターの活用
その他にも、トレンドラインを引くことができるアプリとしては、楽天証券のiSPEED、SBI証券の株アプリ、カブドットコム証券のkabuステーション」と連携利用ができるアプリ「kabu STATION for Android」があります。マネックス証券にも「マネックス証券アプリ」があるので、トレンドラインを引くことが可能です。
どのアプリにも自動でトレンドラインを引いてくれる機能が搭載されているので非常に便利です。
FXの手法・トレンドラインのブレイクアウトとブレイクダウン
ブレイクアウト
ブレイクダウン
トレンドラインのサポートライン割れ、レジスタンスライン超えの売買シグナルが素早く点灯します。その分、ブレイクアウト・ブレイクダウンのタイミングが読みやすいので、より確度の高い投資が可能となります。
株取引のトレンドライン手法
そのため、株取引でトレンドラインを活用する場合には、まずはトレンドを把握することが大切です。トレンドの流れに沿って投資を行うことが株取引の基本となります。
FX初心者におすすめの時間足とトレンドライン
そのため、ある程度長い時間足を活用することになります。その場合、1時間足を使っておけば、比較的長期にトレンドまで簡単に見ることができるのでおすすめです。
トレンドラインがクロスする三角保ち合い相場
(1)均衡している三角持ち合い:出来た三角形が二等辺三角形で株価がどちらに向かうのか先行き不透明な状態。
(2)先行き強気の三角持ち合い:出来た三角形の左上が直角に近い状態で、上昇に向かう可能性が高い。
(3)先行き弱気の三角持ち合い:出来た三角形の左下が直角に近い状態で、下降へ向かう可能性が高い。
トレンドラインを引いたときに三角持ち合いの形になったら、このパターンで投資をすることが大切です。
トレンドラインは使えない?信頼性を高める活用法
一方で水平線を使えば、そのトレンドが長期的に続くものなのかどうかが判断できるようになります。このように複数の指標を使うことが投資を成功させるための秘訣です。
トレンドラインの修正・引き直しテクニック
トレンドラインの角度が急であるほど、強いトレンドが生まれていると判断することができますし、逆に、トレンドラインが緩やかであれば、弱いトレンドであると判断することができます。
トレンドラインの基本的なルール
角度がきついほど強いトレンドとなります。急に形成されたトレンドよりも、当然緩やかに形成されたトレンドの方が長引く傾向にあることも忘れないようにしましょう。
トレンドラインでエントリーポイントを判断する具体例
逆に、ラインから離れたポイントでトレードするということは、それだけ相場はランダムに近くなり、思惑方向に素直に動く確率が極端に低くなってしまいます。
トレンドラインで売買タイミングの見極める例
効果的なトレンドラインを引くポイントは「目立つ高値」「目立つ安値」を見つけることです。
こうした目立つ部分にトレンドラインを引いて、このラインを超えたら利確・損切りをするようにします。
トレンドラインで利確・損切りポイントを決める例
まだ上がると思って待っていても、上がらない可能性は十分にあるので、トレンドラインの外側に利確ポイントを決めておけば無理なく利確をすることができます。
トレンドライン を使いこなして初心者でも簡単に相場を読み解く
明確なトレンドが形成されず、価格が上昇・下降のどちらになるか不透明な状態。
②安値を切り上げている強気の三角保ち合い
③高値を切り下げている弱気の三角持ち合い
拡散相場とは
トレンドライン を引くことは、売買のポイントを探すうえで大変参考になりますので、まだ トレンドライン を使ったことがない方は、ぜひ自身のトレードで活用してみてください。
また、次の記事では投資で利益を上げるために不可欠である レジスタンスラインの引き方や使い方は トレンドの転換点を見つけ出す方法 、そして いつまでそのトレンドが続くか見極める方法 についてご説明します。
どうぞこちらからご覧ください!
僕が運営している投資の学校とは、2008年に「世界水準の投資教育と最高の学びを提供する」というビジョンの元、
大学受験の予備校のようなスタイルで一流の投資家から直接、彼らの実践方法を学べる学校として創業しました。
ピボットポイントの使い方とFXトレード戦略をTradingViewで解説
テクニカル分析
ピボットは、日々の相場変動はピボット(回転軸)を中心に振幅すると仮定した手法で、 デイトレードやスキャルピング などの短期売買に相性抜群 の指標です。
ピボット(ポイント)とは
ピボット(Pivot Point)は「リアクション・トレンド・システム」ともいい、ロンドンやNYの海外トレーダーや機関投資家が好んで使用している、 相場の方向性を判断 し サポート/レジスタンスラインを可視化するための インジケーターです。
- 相場トレンドの方向性を判断。
- サポート/レジスタンスラインを可視化。
- レンジ相場で利益を出すための指標だが、トレンド発生時はトレンド追随の指標になる。
特に前日の日足から計算されるその日のピボット(デイリーピボット)はかなり重要になってきます。 超有名な値なので市場参加者みんなが見てる数字だからです 。
RSI や移動平均線 とは違い、独自設定項目がなく多様性がない分、ピボットを使ってトレードをする人は、 ほとんどの人が同じラインを見ていることになります( 恣意性が排除されている )。
ピボットは4種類に大別できる
- Floor Pivot(フロアピボット)…基本的なピボット
- Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)…計算式にフィボナッチ数 が組み込まれている
- Woodie Pivot(ウッディピボット)…終値を重視
- Camarilla Pivot(カマリラピボット)…価格の行き過ぎを重視
この記事では基本であるFloor Pivot(Basic Pivot)について解説します。
ピボットは7ラインで構成されている
ピボットは、前日のローソク足の4本値(高値・安値・終値)から、次のローソク足における反転ポイントを予測し、ピボットライン、レジスタンスラインとサポートラインをピボットの上下それぞれ3つ、合計7つのライン(S3、S2、S1、PP、R1、R2、R3)から成っています。
- PP: 前日の真ん中あたりの値、基準となる値(Pivotポイント)レジスタンスラインの引き方や使い方は
- R1、S1: 昨日と同じような相場になった場合に収まる範囲
- R2、S2: 大きく動く相場になった場合に収まる範囲
- R3、S3: 想定以上の強いトレンドが出た場合に到達するライン
ピボット上方3本のラインは、レジスタンス(上値抵抗線)の意味のRから、R1、R2、R3となります。ピボット下方3本のラインは、サポート(下値支持線)の意味のSから、S1、S2、S3となります。
ピボットポイントの見方
その日のピボットの値は前日の終値、高値、安値で決まります 。
そのため、次の日になると完全にリセットされ、また新しい値になるので その日のみ有効な値といえます 。
FXライントレードとは?基本ラインの引き方と注意点
送る
FXライントレードは、初心者からプロまで多くのトレーダーが参考にしている手法です。
ここでは、基本のラインの引き方から実践まで、注意点、メリット、デメリットについて解説していきます。
FXのライントレードとは?
FXライントレードとは、テクニカル分析のひとつで、高値・安値にラインを引いてチャートを分析します 。
ラインを引くことで、トレンドの発生、継続、終わりを知ることができます。
FXライントレードは、シンプルな分析方法ですが、初心者からプロまで多くのトレーダーが参考にしている手法です。
FXライントレードは勝てるのか
世界中のトレーダーたちが同じようなラインを引き、そのラインを基準に取引が行われるため、その法則を知ることはとても有効です。
FXライントレードはうまく活用すれば、他のトレード手法よりもシンプルに利益を狙い、勝っていくことができます。
FXライントレードの基本ラインの引き方
FXライントレードの基本ラインの引き方について解説していきます。
水平ライン
水平ラインとは、チャート上に水平にラインを引いたものです 。
水平ラインは、過去の高値・安値それぞれ2~3個をそれぞれ平行になるように引いていきます。
水平線は、サポートとレジスタンスの役割を変えながら機能しています。
ライントレードでは、サポートの役割をするラインを、 サポートライン 、レジスタンスの役割をするラインを レジスタンス ラインと呼びます。
サポートラインとは、FXのチャートで これ以上は下落しないだろうと考えられるライン のことです。
安値の目安として使われます。
トレンドライン
トレンドラインを引くことで、相場が上昇トレンドにあるのか下降トレンドにあるのかがわかります。
また、トレンドラインの角度によりトレンドの強さも確認もできます。
まず 上昇トレンド の場合は基準とする安値を2点以上探し、2点の安値をつなげる形でトレンドラインを引きます。
基本的に上昇トレンドにおけるトレンドラインは、右肩上がりのラインです。
サポートラインに支えられているうちは高値が続くので 買いのポジション を取ります。
下降トレンド の場合はチャート上の高値2点以上探し、2点の高値をつなげる形でトレンドラインを引きます。
下降トレンドの場合のトレンドラインは、右肩下がりのラインです。
レジスタンスラインに跳ね返されている間は、下降トレンドが続くので 売りのポジション を取ります。
このラインを上へ突き抜けた場合は、下降トレンドが終わると判断できます。
チャネルライン
チャネルラインは、2本の線で相場を挟む形でトレンドラインに平行に引くラインです 。
チャート機能
チャートを大きく表示させたい場合、で銘柄セレクターを表示、で非表示にすることができます。
指数や為替も選択できます!
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2 表示期間
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トレンドライン
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基準銘柄 基準となる銘柄を選択します。個別銘柄だけでなく、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数や業種別指数を指定することができます。 比較銘柄1〜3 基準銘柄と比較する銘柄を選択します。最大3銘柄まで指定することができます。
差分 基準銘柄と比較銘柄の差分を表示します。 相関分析 基準銘柄と比較銘柄の相関関係を表示します。
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