両建て可能な海外FX業者と両建て禁止の制限の例と注意点
両建て取引は違法ではありませんが、基本は禁止されています。
両方ポジションを持とうか悩むぐらいなら、 取引をしないことが賢いFX取引の一つ とも言えるからです。
HotForex
一つ追加するとしたら月曜に窓が開く傾向がみられるFX取引で、 ゼロカットシステムを狙った両建ては禁止 されているとどこかのブログの記事で見かけました。
GemForex
両建ての場合は必要証拠金は0扱いですが、現実的には相殺されていないのでスプレッドが広がった際には強制ロスカットの恐れがあると言う事です。
https://fxbible.biz/kaigaifxsupured
制約がない両建て可能な海外FX会社
TitanFX
はい、Titan FXでは両建てを行って頂けます。
両建てにより、同じ取引通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同時に保有して頂けます。つまり、市場の上昇または下降のどちらか一方をお選び頂くことなく、FX取引に参加することが可能です。両建て注文は非常に魅力的ではありますが、同時に、様々な要因によって影響を受ける場合があることを予めご理解ください。完全な両建て注文であった場合でも、スワップやスプレッドの拡大により損失が生じる場合がございますので、お取引の際は、それらをカバーできるだけの充分な証拠金を口座に確保して頂くことを強くお勧めいたします。
特に制約もないのですが、 スプレッドの拡大時などには特に注意が必要 という注意書きが書かれています。
Tradeview
ただしここは証拠金維持率100%なので、両建て取引をする際には かなりの余剰資金がないとすぐロスカットされてしまいます。
となると両建てしても相場が急に動いた場合、スワップとスプレッド+手数料の合計が-1万円に達した場合すぐ終了となります。
海外FX両建てマニュアル|絶対にやってはいけない3つの禁止行為
図解:両建ての仕組み
FXトレードで行われる両建て取引とは、 ひとつの通貨ペアの買いと売りの両方のポジションを同時に持つトレード戦略のことです。
明確な定義はありませんが、買いと売りで全く同じロット数(同じ金額)のポジションを持っている状態が、最も正しい両建てのスタイルです。
海外FXで行う両建て必勝法
海外FXでは取引ごとにかかる売買手数料が無料の口座が一般的ですので、売買の両方のポジションを持つ場合であっても、 手数料などのコストがかかりません。
相場が動き出すタイミングを待つ
両建てのポジションは、いわば 乗り遅れ防止のためのトレード戦略 で、売買注文よりも決済注文の方が操作が容易であるという点に注目しています。
図解:急変する相場を待つ両建てのメリット
つまり、買いと売りの両方のポジションを持った状態で相場が急変するタイミングを待ち、不要な側のポジションだけを決済することで、もう一方のポジションで収益を上げるのです。
スワップポイントによる収益を得る
図解:両建てを用いてスワップポイントによる収益を得る
FXトレードには、通貨ペアの売買による差益を得るキャピタルゲインの他に、毎日の取引終了時間に受け取れるスワップポイントによるインカムゲインがあります。
スワップポイントは日をまたいでポジションを持ち続けているトレーダーに対して付与されるもので、 両建ての状態であってもスワップポイントが発生します。
絶対にやってはいけない3つの禁止行為
実は、 海外FX業者では一部の両建て行為について利用規約で禁止行為と定めており、ルールに違反したアカウントを強制停止させるなどの厳しい対応を行っています。
【禁止行為1】複数口座を用いた両建て
図解:複数口座を用いた両建て例
しかし、こうして開設した 複数の口座にまたがって、同じ通貨ペアの買いと売りのポジションを持つことは、利用規約で禁止されているのです。
中級者以上のトレーダーが失敗してしまいがちなのは、EAによる自動売買を口座ごとに設定しており、知らず知らずのうちに口座をまたぐ両建てになってしまっているケースです。
【禁止行為2】複数アカウントを用いた両建て
図解:複数アカウントを用いた両建て例
海外FX業者は、ひとりで複数のアカウントを開設することを認めていませんので、2つ以上のアカウントを操作されることは珍しいですが、 アカウントをまたいで両建てをすることもルール違反です。
例えば、家族や友人と一緒に海外FXをされている場合に、お互いに連絡を取りながら両建てになるように売買を行うケースなどが、このアカウントをまたぐ両建てに該当します。
【禁止行為3】複数の海外FX業者を用いた両建て
図解:複数の海外FX業者を用いた両建て例
やはり中級者以上のトレーダーに多いケースですが、いくつかの海外FX業者にアカウントを持って、業者の特徴を生かした取引をされている際、 業者をまたいで両建てになってしまうことも禁止事項になっています。
海外FX業者はNDD方式という中央市場に直結した注文処理方式を採用しているため、業者が異なっても最終的に注文が届く市場で、業者をまたぐ両建て行為が発見されます。
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